お腹を抱えて笑った永代経法座 お釈迦さまや親鸞さまを偲んでお聴聞

2025年4月21日


この度の永代経法要では、小武秀道先生(本願寺派布教使/三次市・正法寺住職)をお迎えしました。小武先生は、源光寺に何度もおいでくださっており、前回のご法話は「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」にも投稿をさせていただいたことがございます。

今回もユーモアたっぷりにお話しくださり、私もお参りくださった皆さまと一緒にお腹を抱えて笑いながらお聴聞させていただきました。朝席では、親鸞聖人の大まかなご生涯やお名前の由来を七高僧にさかのぼりながら、ご紹介くださいました。昼席では、浄土三部経の紹介やその中の観無量寿経に説かれている「王舎城の悲劇」(=韋提希夫人の苦悩とその救い)についてご紹介くださいました。

小武先生の巧みな話術に引き込まれ、ご法話にも自ずと耳が開かれ、その奥深さと有り難さにお念仏がこぼれました。まさに、生まれがたい人間に生まれ、遇いがたい仏法に出遇えた慶びを皆さまとご一緒出来ましたことは、住職として本当に感動のひとときでした。

また、この永代経法要にあわせて、仏婦本部役員さんが生花を持ち寄り、4月8日の「花まつり」にちなんだ花御堂を飾ってくださいました。参詣の皆様にもお釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけていただき、甘茶を一口ずつ飲んでいただきました。「懐かしい味ですね」「砂糖が一切入っていないのに、これだけ自然な甘さが出るんだね」などと語らいながら、「お寺で楽しい思い出づくり」の一つにしていただくことが出来ました。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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