さて、突然ですが、皆さまは「お通夜」という場に、どのようなイメージをお持ちでしょうか。多くの場合、深い悲しみと故人を偲ぶ静かな時間が流れる、厳粛な空間かもしれませんね。そんな中で、私が20年以上、大切に読み続けている一冊の絵本があります。
それは、『つながってる!いのちのまつり』(草場一壽/作 平安座資尚/絵 サンマーク出版)。
この絵本は、一人の女の子が夢の中で、自分が生まれてくるまでに、どれほど多くのご先祖さまのいのちが「へその緒」のように繋がれてきたのかを教わる、という美しい物語です。ページをめくるたびに、数えきれないほどのいのちのバトンが、大切に受け継がれてきた奇跡に、胸が熱くなります。
私がこの絵本をお通夜の場で読むのには、理由があります。
この続きは、私のリザストメルマガの「今週の一冊」というコーナーで、もう少し詳しくご紹介させていただきました。これまでに、ご法話や研修講師のご縁を頂く中で、「げんさんがお気に入りの絵本を知りたい」というリクエストが多いものですから、この絵本も含めて、リザストメルマガでご紹介をさせていただくことにしました。
もし、この絵本にご興味を持たれた方、あるいは「絵本のお坊さん」が選ぶ他の絵本のお話や、グリーフケアや仏教についてのご関心がおありでしたら、ぜひ私のメルマガにご登録いただけると嬉しいです。ブログでは書ききれない、もう少しパーソナルな思いや情報をお届けしています。
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