どの分野でも、業界外からすると全く通用しない事柄があるでしょう。しかし、非常識=悪と短絡的に判断できない事柄も多いです。その事柄が業界内だけでなく、業界外=一般の方々にとって本当に有益なものであるなら、一般の方々にも受け取っていただきやすいように丁寧に説明を重ねていく必要があると思っています。
ここ数年、私たちの業界に関わる事柄として「離壇」「離壇料」という言葉が新たに聞かれるようになっています。インターネットで検索すると、それらしい説明を見ることは出来ます。
改めてお尋ねします。
そもそも、この言葉は、どんな背景があっていつ頃生まれてきたのでしょうか?
また、何が根拠となっているのでしょうか?
仏教各宗の教団では、何か公式な意味づけがされているのでしょうか?
「離壇」には、具体的にどんな手続きが必要なのでしょうか?
「離壇料」の相場を尋ねられた時、どのように説明することが出来るのでしょうか?
私自身も、近々「離壇」「離壇料」についてのお尋ねを受けることになっています。
住職の一人としては、「ネットを検索してください」とは言えません。
この事柄に関して、これまでの仏縁や信頼関係が損なわれることだけは避けたい、と思っている一人です。
一般の方は、「離壇」「離壇料」に関するエピソードをお聞かせください。
僧侶の方は、どのように受け止めて説明をされているかをお聞かせください。