盛大に終わった創建370年記念法要 ホッと一息?

2024年12月2日

11月25~27日にかけて、人生初の和歌山へ寄せていただいた。本来は実父が勤めるはずだったが昨年6月に往生の素懐を遂げたため、私がその代わりをお受けすることとなった。片道約6時間の車での移動も含め、2日間のご法話(報恩講法要)を無事に勤めることが出来た。お聴聞くださったご門徒さんからは、「わかりやすかったです」「今回は、腑に落ちました」「感動しました」「また来てください」などと勿体ないお声かけを頂き、大いに励みになった。ご住職さまからは、3年後の出講のご依頼も頂いた。

自坊に帰り、12月1日にお勤めする法要に向けて3日間かけてじっくり準備をしようと思っていたところ、思いがけず2件ものお葬儀の連絡が入った。この度は、「源光寺創建370年記念法要並びに報恩講法要」という大きな節目の法要となる。能登地震・豪雨被害復興支援の物産展やお慶び餅まきも予定しているため、通常の法要よりも準備に時間がかかる。また、2人のわが子も東京から駆けつけてくれることとなり、その送迎も加わって前日までに3日間は1時間おきの予定でいっぱいとなった。こんな大事な時期に体調を壊さないか、内心ヒヤヒヤだった。(なんとか乗り越えなければ!!)

そして、昨日、まずまずの天候の中多くの皆さんの参詣のもと、盛大に記念法要が終わった。家族共々、事故・けがなどなく無事に勤めることが出来た。今は、大仕事を成し遂げた心地よい脱力感と若干の疲労感を感じながら、この記事を書いている。

この間、家族の協力はもちろん、地域・門信徒・役員の皆さんにも大変お世話になった。そしてもう一つ、私の体調維持に貢献してくれたプロテインとサプリにもお礼を言いたい。日頃の食事は十分にいただいているが、これだけの激務が続くと体調維持には何かしら工夫が必要である。良質な製品をつくり届けてくださる方々にも、お礼を言いたい。

さて、いくつもの感謝を思い浮かべながら、明日の研修の準備に入ろう!(法要の報告は後日)

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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