オオタニさんが絵本になってる!! 小学校での読み聞かせの一コマ

2025年2月17日

ほぼ毎週読み聞かせに寄せていただく小学校での一コマ。
朝の健康チェックや帰りの便の確認などが終わると、毎週金曜日は、20分間のロング読書タイムになります。保護者OBや児童・民生委員さんたちが当番を組んで各学年に入り、読み聞かせをすることになっています。もう何年も続く取り組みなので、子どもたちもこの時間を楽しみにしてくれているようです。

この日、私の当番は5年生。時間より少し早く教室に入って、子どもたちと挨拶。
教室の様子を見ていると、後ろのコーナーに絵本が置いてありました。各教室には備え付けの本棚がありますが、それ以外に、市内図書館から定期的に届けられる本が置いてあるのです。
日頃図書館に行けない子どもたち、スマホやパソコン、ゲームなどで遊んでいる子どもたちに、もっといろんな本があることを知ってほしい、本を読むことを楽しんでほしいという司書さんたちの願いが、この配本活動には込められているようです。図書館の管理・運営に加えて、多くの手間をかけながら配本活動が続けられていることに頭が下がりました。

そしてその横には、オオタニさんの絵本が・・・。

「それでは、絵本の読み聞かせに福間さんが来てくださっています。
福間さん、よろしくお願いします。」
「はい!」
名前を呼ばれた私は、オオタニさんの絵本を元に戻して、前の教卓に向かって歩き出しました。
オオタニさんの絵本、読みたかったな!!

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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