「ごちそうさま」を知らないと チコちゃんにしかられますよ!

2019年8月21日

 三次という地方にすんでいる私は、書籍の購入を某ネットに頼ってしまう。
自宅でじっくり選べるし、価格もわかり書評も読める。便利に甘えて、ポチッとする。
でも、出張や研修などで遠出をしてかつ時間が許すときは、書店に足を運び、直接手に取る。
思いがけない出会いが、また楽しみなのだ。

 

先日は、チコちゃんに出会った!「チコちゃんに叱られる!」NHK番組の中でも大好評なあれである。
番組開始当時は、「おい、岡村!」と5才のチコちゃんが大人に向かって呼び捨てをするスタイルが、気にくわなかった。
ただ、番組を毎週見ているうちに、よく考えてつくられていることに気がついた。

・長年生きていても、知ったつもりわかったつもりにしていることが多いこと。
・それを尋ねられたら、きちんと答えられないことが多いこと。
・それをきちんと調べずに、そのままにしてしまっていることが多いこと。
・でも、(そのように普通なら日の目を見ないような問いを)きちんと調べている人がいる事。

これらの気づきがあり、つい番組に引き込まれる。
さらに、「ほめて育てる時代」に、大の大人が5才の子どもに「叱られますよ」という異色の番組。
その後に新しい気づきや学びがあるから、叱られてもそんなに嫌な気持ちにはならないという不思議もある。
 数ヶ月前から、「そろそろ関連本が出ていないか」と気になっていたので、出会った時はうれしかった。
そして、手に取ってみると、またまたうれしくなった。
第2弾として出版されたそれは、「ごちそうさまってなに?」
お寺でのご法話ではよく取り上げるテーマだが、
一般の人にも「ごちそうさま」という言葉とその意味が浸透することは、とてもうれしいことだ。

さあ、あなたは答えられるだろうか。「ごちそうさまってなに?」
皆さんも、実際に本書を手にとって読んでみてほしい。
2学期が始まったら小学校の読み語りに、早速持っていってみよう。
子どもたちの反応が、今から楽しみだ。

本日の絵本:『チコちゃんに叱られる ごちそうさまってなに?』
海老克哉(文)/オオシカケンイチ(絵)/文溪堂(発行)
https://www.bunkei.co.jp/books/details.php?9784799903223

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 ホームページ:http://www.genkouji.com/
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■絵本のお坊さんが出来ること。
絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
        音楽などとのコラボで、心和む時間を一緒に創造できたら楽しいですね。
仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、仏さまの教えをお話しします。
悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
お寺での楽しい行事をご紹介します。
お寺でのボランティアを紹介します。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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