子どもがハスワーク作り お寺に集う子どもと大人

2025年7月14日

源光寺のお寺の子ども会(=ルンビニー子ども会)では、毎月第4土曜日に小学生が集まります。朝9時から11時半まで。「正信偈」を称え、仏さまのお話(=ご法話)を聞き、みんなでゲーム。絵本の読み聞かせの後、おやつを食べて解散です。私は、小学生の頃から図工が大の苦手でした。ですから、ここ数年は、いろんな方に創作活動のお手伝いをお願いすることにしたのです。今回は、ハスワークに挑戦です。

ハスワークは、蓮の花びらの形をした紙を一枚ずつ貼り合わせるという、簡単な作業の繰り返しでできあがります。本当は、花びらの先端を指先で寄る作業が必要なのですが、今回は子ども会の時間に配慮して、事前に済ませてくださっていました。子どもたちは、土台となる紙コップに、色とりどりの紙を貼り合わせるだけで完成させることができます。「どんな色の組み合わせにしようかな?」「どこに張ったらいいかな?」と、あれこれ考えながら創る過程を楽しんでいました。集中して手を動かしていくと、徐々に形になっていくのが面白く、完成した時の喜びはひとしおです。20人ほどの子どもたちが取り組みましたが、2つとして同じ作品はありません。「先生、できた!!」と、作品を持ちながら、子どもたちは誇らしげに写真におさまります。その間、およそ1時間でした。

今回ハスワークを教えてくださったのは、「親なきあと相談室」源光寺支部のアドバイザーでもある米倉久詠さんです。昨年は、「己書」の指導にも来ていただきました。ハスワークの下準備から当日の丁寧な指導まで、大変お世話になりました。「お寺」を大切に思ってくださり、子どもたちに愛情をいっぱい注いでくださる米倉さん。米倉さんのように、心優しい方々に出合える子どもたちは、幸せ者です。大きくなった時、お寺での出来事を思い出し、次の世代に同じように関わってくれる素敵な大人に成長してくれたら、さらにうれしいですね。

家庭や学校だけでなく、集う喜び・参加する楽しさ・温かく支えられている安心を感じられる場所や機会が、子どもたちにより多く提供できる地域でありたいと思いました。私は、お寺という場所が、今回のように様々な出会いや温かい交流を生み出す場であり続けられることを願っています。

あなたが培ってきた経験の中で、次世代と一緒に取り組みたい事柄とは、どのようなものですか?また、実際に取り組む機会はありますか?

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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