月参りに寄せていただくあるお宅。そのお宅は、30代のご夫婦に子どもさん。
三次に来られたのも数年前で、お母さんを亡くされてまだ月日が浅く、
三次という土地柄や言葉遣いに慣れないことも多いようだ。
そのお二人の戸惑いは、20年ほど前に大阪から迎えてもらった私もそうだったと思い出す。
初めて、息子さんとゆっくり食事をするご縁があった。
「仕事の仲間には言えない。同級生に話しても、「こっちはもっとたいへんだ」と話を持っていかれる。
余計な心配をかけたくないから、家族にも全ては話せない。
そんな中、何でも聞いててもらえるお寺さんは、最高の第3者ですね。
変に聞こえるかもしれないけれど、月参りが楽しみなんです」
お母様とは確かにつらい別れだった。でもその後の仏縁が重なる中で、こんな言葉をいただけるようになった。
お坊さんとして、わずかでもご遺族の皆さまのお役に立てているようで、私もうれしかった。
実は私も、毎回月参りでお目にかかれるのが楽しみなのだ。
さて、新型コロナ騒動によって、いつも通りの活動を自粛し、我が家で時間を過ごすことが多くなっているだろう。
1日中新型コロナに関する報道を見ることで、余計に気が滅入っている人も多いだろう。
当然、心配や不安も高まってしまう。さらに、生活リズムが変わることは、心身のバランスも崩してしまうことになる。
こんな時だからこそ、新しい提案である。ご先祖の命日を調べて、ご縁のお寺さまにこう依頼をしてみてはどうだろうか。
「月参りに来ていただけませんか」
体調が悪くなった時、継続的に診てもらっている「かかりつけ医」の存在が大切なように、
普段から気軽に話が出来て、家族みんなが知っている「かかりつけ僧侶」という存在もたよりにしていただけるのではないだろうか。
・僧侶に会う
・お経を称える
・ご法話を聞く
・その中で、人のつながり、いのちのつながりに再び遇うことが出来る。
(時には、相談も受けてもらえるかもしれない)
それらの出会いは、あなたに心の安らぎを与えてくれるだろう。
それは、お葬儀やご法事という特別な時の特別なものというこれまでのとらえ方から、
いつもの私に寄り添い、導いてくれる教えとして、仏教の新たな視点を与えてくれるだろう。
学校が休みになっている子どもたちや孫たちにとっても、きっと素晴らしい思い出になると思う。
もちろん、双方に集・近・閉を避けたコロナ対策をしっかりしたうえで。
■絵本のお坊さん問い合わせ先
名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
電話:0824-63-5906
メール:info@genkouji.com
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
仏教童話『アマリリスのような女の子』YouTube動画版(紙芝居読み語り+絵本大好き住職のご法話):https://www.youtube.com/watch?v=QgTJHOmzKd8&t=55s
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。