
最近、顧客が企業や店員などに対して理不尽なクレーム・言動をする「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が増えているとの報道があります。具体的には、事実無根の要求や法的な根拠のない要求、暴力的・侮辱的な方法による要求などがカスハラに当たるのだそうです。これらの報道を子どもたちや外国から来られた方々は、どう見ているのでしょうか?
「真面目・勤勉・礼儀正しい」
これらが日本人の特徴だと聞いてきた私としては、カスハラに関する報道を見ると本当に恥ずかしい気持ちにさえなります。
「お金を払っている者が偉く、消費者の言うことを聞くのはあたりまえだ」という価値観がいつのまにか広まってしまったのでしょうか?いえ、いつのまにかというより、意図して広められた時期があるのかも知れません。そのひとつが「お客様は神さまです」という言葉ではないでしょうか?当時、ある大手スーパーの社長だった方の言葉として、私は耳にしたことがあります。
世界にも類を見ない早さで少子高齢過疎が進んでいる日本。様々な厳しい環境の中で従事してくださっているのですから、あたりまえではなく「有り難う」「お陰さまで」の心を持ちたいですね。そして、だれもが誇りを持って自分の仕事に取り組める環境作りを、心がけたいですね。
ご縁があって、関西のお寺さまにご法話に出かけました。往復の道中に、運送会社のトラックの車列を見ました。「物流の2024年問題」を耳にしていますのでお礼の気持ちが湧き、思わず写真に収めました。