「これだけがんばっているのに、わかってくれない」
「いつもあなたのことを考えているのに、気づいてくれない」
「見えないところで色々考えて工夫を重ねているのに、結果だけを見て判断されてしまう」
「もっとやりたいことがいっぱいあるのに、ちっとも手伝ってくれない」
私は、時々病気になります。
それは、冒頭に紹介した「のにのに病」です。
でも、これはよく考えたら、自分の行動が独りよがりになっている証拠ですね。
私の「Do」もしくは「Must」だけで進んでしまい、皆さんの「Needs」とはかけ離れているということですよね。
私の「Want」と皆さんの「Needs」や「Want」が上手く結びあえたら、お寺はもっと面白くなるのでしょうね。
毎年1月に制作する写真パネルは、昨年1年間の源光寺の活動の一コマを提示するものです。
様々な行事やご法事などでお参りくださった方がその合間にご覧になり、いろんな声を聞かせて下さいます。
「子どもたちも集まって楽しそうですね」
「このお寺では、いろんな行事をされていますね」
「山歩きも行かれるのですね。私も若い頃はよく山に行っていました」
「音楽の行事もされているのですか?今度参加してみたいです」
「のにのに病」から卒業して、お寺や住職の活動を知っていただく工夫を重ねよう。
そして、一人ひとりの「Needs」や「Want」を汲み取れるように工夫をしよう。
さらに、それらの活動に参画してみたくなるような工夫に取り組もう。