「出る杭打たれ」色々あった3月。
ようやく心の整理がつきました。
新年度も始まりますので、投稿を再開します。
「絵本のお坊さん」をこれからも応援いただきましたら、うれしいです。
■ご紹介:2023年源光寺御正忌法座ご法話 その2
https://www.youtube.com/watch?v=He2GbYlPM7Q&t=439s
この動画は、2023年1月に源光寺でお勤めした御正忌法座の一コマで、本願寺派布教使・坂原英見先生(三次市東光坊ご住職)のご法話(朝席・後半)です。
御正忌法座とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のご命日前後にお勤めになるご法座です。浄土真宗本願寺派本山である京都・西本願寺では、毎年1月9日~16日まで御正忌法要として賑やかにお勤めになります。
源光寺でお勤めした御正忌法座では、初めてお迎えしました坂原先生から、講題「若き親鸞聖人の言葉-生死出づべき道-を考えてみる」をいただきました。
坂原先生は、
平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声」や
いろは歌「色は匂へど 散りぬるを」を紹介しながら、
これらは無常を現す歌であることを教えて下さいました。
一方で、
「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
という親鸞聖人が詠まれたとされる歌も紹介されました。
さらに、この歌も無常を現す歌の一つではあるけれど、
だからこそ、「明日に延ばさす、ただいま得度の式を受けさせて下さい」と、仏門に入ることを強く望まれた親鸞聖人の思いを汲み取ることが出来ると教えて下さいました。
明日のいのちが誰も保障されていないのは、現代の私たちも同じですね。だからこそ、私たちも親鸞さまが求めた「生死出づべき道」をお聴聞させていただく「今」を大切にしたいですね。
この法話視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞くださいね。さらに、若い世代にもご紹介ください。コロナ下でも法灯を絶やさない源光寺の取り組みを応援していただけると、うれしいです。
(法話配信にご協力頂いた坂原先生にも、心よりお礼を申しあげます)
■ご紹介:2023年源光寺御正忌法座ご法話 その2
https://www.youtube.com/watch?v=He2GbYlPM7Q&t=439s