例年にない暖冬。もう雪は、積もらないだろう。昼からは、ぽかぽか陽気。
思い立って、タイヤ交換。この冬からアルミホイールに交換していたので、自分でも履き替えが出来た。うれしかった。
去年の冬までは、スチールホイールを使っていた。山間部である当地では、降雪時の凍結を防ぐために高速道路や幹線道路へ塩をまくことになっている。
その塩が、車の足回りをさび付かせるのだ。特に、スチールホイールはさび付いてしまうと、非力の私ではどうしてもタイヤが外れず、
毎年車屋さんにお願いしなければならない。運転手なのにタイヤ交換ができない自分を、情けなく思っていた。
「やっぱり、自分はダメだなあ」と、生来のネガティブ思考がわいてくるのだ。
しかし、今日タイヤ交換を成し遂げて、気がついた。
「あれだけさび付きがひどかっただけなのだ。単なる、道具の問題だったのだ」と。
ネガティブな自分にちょっと自信がわいた。
タイヤ交換をしている時、ラジオの特番が流れてきた。9回目のあの日。
おのずと「あの時」「ただいま」「その昔」をワープした。
「私たち人間は、これまでの先人たちの悲しみ、そして幾多の歴史にどれほど学ぶことが出来ているのだろうか」
と暗澹たる思いがわいてきた。それこそ、人間の闇の部分である。
そこに直面すると、生きる元気が萎えてしまう。
しかし、人間は闇では終わらない。闇を抱えることで「何が出来るだろうか」と、本能的に光を求める生き物でもある。
私にとっては、今回のタイヤの履き替えがささやかなヒントになった。
道具を工夫したり、生き方のさらなる模索が進むことで、「やっぱりダメか」が「ひょっとしたらこれなら出来るかも」に切り替わった。
ちょっとした一工夫で、これまでの思い込みにわずかな変化が生まれ、新しい気づきが生まれた。
その気づきが、さらなる変化を生んでいる。まさに、諸行無常を生きてる私。
100年先でがんばっている遺伝子に役に立てますように、今を生きるぞ!
■絵本のお坊さん問い合わせ先
名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
電話:0824-63-5906
メール:info@genkouji.com
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
仏教童話『アマリリスのような女の子』YouTube動画版(紙芝居読み語り+絵本大好き住職のご法話):https://www.youtube.com/watch?v=QgTJHOmzKd8&t=55s
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。