これを見て あなたは何を連想するだろうか

2020年8月24日

 これは、仏足石と伝えられている。初期仏教においては仏像を拝むという習慣はまだなく、
この仏足石や法輪をお釈迦さまのシンボルと位置づけ、信仰の対象としていたようだ。
でも、仏教徒にとってそれは単なる足跡ではなかった。
お釈迦さまそのものであり、お釈迦さまの生涯を思い出し、遺した言葉に耳を傾け、自らの生きざまを問う貴重な対面の場となっていたのだ。

 今日、「おじいちゃんの納骨について相談したい」と来客があった。大まかなお話しが済んだ後、聞いてみた。
「何がきっかけで、源光寺に来られましたか?」
「通りがかりなので、ピンクの幟をずっと見ていました」
びおらの丘開設当時から出している幟なので、もう6年。
おじいちゃんがお元気な頃から、その幟に注目してくださっていたことになる。
その方は、このピンクの幟から、どんなことを連想しておられただろうか。
今日の直接の出会いは、それまでの数限りないご縁の積み重ねがあって、初めて成り立つものなのだと実感した。
 
 同じように、通学路として行き来する子どもたちや通勤なさる大人の方にとって、
源光寺がどんなことを連想させるものとなっているだろうか。
単なる「葬式仏教」ではなく、少しでも光や安らぎや生きる支えを連想していただけるお寺でありたいと思っている。

この写真は 箕面山 瀧安寺の仏足石といわれている

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
樹木葬型公園墓地「びおらの丘」ご紹介動画

お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教書朗読『あなたがあなたになる48章』第12章 福間玄猷YouTubeチャンネル

仏教説話紙芝居『もったいない ありがたい』(メッセージ動画つき)

「明るい方へ みんなで乗り越えよう!プロジェクト」

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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