久しぶりに暖かで晴天 『御堂さん』は仏縁の種まきです

2022年2月28日


「ああ、これでロシアとウクライナの問題がなければ、言うことはないのにな」
今年の冬は、案外雪が降る日が多く、寒い日が続きました。だから、今日のような日は特にうれしくなります。思わずつぶやいてしまいました。おかげで、バイクでの配り物も順調でした。途中2カ所ほどは、いまだに雪が残っていました。このような路面は、車なら全く気にならないものですが、原付バイクの場合はすぐに転倒につながります。とても、気分を使いました。

あの日(ロシアとウクライナに関わる戦争開始)以降、「今ここで、私に出来る事」を毎日のように意識するようになりました。今日は、この月刊誌『御堂さん』配布が大切な仕事でした。それは、皆さんに『御堂さん』を通して、仏さまの教えをお届けすることができるからです。

仏さま(浄土真宗では阿弥陀如来)の教えとは、「自ら・そして互いの関わりあいを問う厳しいまなざし」であり、「どのような者も決して見捨てない無条件の導き」と言い換えることが出来るでしょう。このような表現は、「利害・損得・善悪・正誤」だけで人や物事を判断しがちな現代の人たちにとって、戸惑いや反発さえ感じるかも知れません。人生の中で、「自分」と思っていたものが崩壊するほどの大転換(もしくは大きな苦悩)がなければ、仏さまの教えを素直に聞く耳や目は、開かれないかも知れません。それは、親鸞というお坊さんが「正信念仏偈」の中で
「弥陀仏本願念仏 邪見憍慢悪衆生信楽受持甚以難 難中之難無過斯」
(=阿弥陀仏の本願念仏の教えは、よこしまな考えを持ち、おごり高ぶる自力のものが、信じることは実に難しい。難の中の難であり、これ以上に難しいことはない)
とお示しの通りです。それは、お葬式やご法事をお勤めする人は多いけれど、そこから仏縁が深まりお寺の法話会にお参りなさる方が少なくなってきていることからも伺えます。

しかし、「地元に住する職」(=住職)である私は、これからも激動の娑婆をともに生き、仏縁の種を撒き続けます。「お寺に参りたい」「抱える苦悩をみつめ、真実なるものに出会いたい」「真実なる仏さまの教えを支えに生きていきたい」と、更なる仏縁が整うことを願いながら。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
「2022年源光寺のご紹介」(パソコン用)

『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』慈悲-観世音菩薩
仏は常に人びとの前に救いの手段を尽くす https://www.youtube.com/watch?v=RMMVzEVIodU

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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