お坊さんって何をする人?

2019年8月16日

ご法事に参っている学生さんに聞いてみるのです。
「お坊さんって何をする人だと思いますか?」
これまでに返ってきた答えです。

お経をあげる人
お寺にいる人
葬儀や法事をする人
考えたことがない
お寺を管理する人
あの世とこの世をつなぐ人
先祖に私たちの思いを伝える人
わからない
私たちを導く人
亡くなった人をあの世に導く人
仏教の教えを伝える人

私なりに僧侶として20年以上、さらには住職として7年以上一生懸命になってきたつもりだ。
しかし、学生さんとのやりとりを重ねるうちに、
「私は、井の中の蛙になっていたのではないか」とふと寂しくなった。
 確かに、ご門徒さん対象のお葬儀・ご法事・仏事はもちろん、
源光寺の既存の組織活動(門信徒会・仏教婦人会・仏教入門講座・子ども会・サマースクールなど)に関わってきた。
加えて、お寺などに招かれてのご法話にも精一杯つとめてきた。
 「でも、それは自己満足であって、井の中にとどまっていたのではないか。
これからは、井の外へも踏み出す必要性があるのではないか。
でも、私が学び得たものはそんなに多くなく、果たして一般の人たちに役に立つようなことを持っているだろうか?」
 そんなことが頭の中を駆け巡っているこの頃である。

「お坊さんって何をする人だと思いますか?」
あなたは、どのように考えていますか。
そして、どんなお坊さんなら、話をしてみたい(話を聞いてみたい)と思いますか。
 
■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 ホームページ:http://www.genkouji.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
■お寺で愚痴をこぼし、涙を流し、心の整理をしてみませんか
 お寺という安心できる場所で自分の思いを話すことで心の整理が促され、
これまでの人生=物語を再構成できるようになります。
苦悩の原因・条件が明らかになり、ただ今の自分を次第に受け入れられるようになります。
そして、「いま自分に出来ること」が明らかになります。
訪問による相談もお受けできます。内容によっては、専門家へのご紹介もできます。
相談をご希望の方は、いつでも遠慮なくご連絡ください。明日への一歩を踏み出しましょう。

■絵本のお坊さんが出来ること。
絵本の読み語り 学校・コミュニティーセンター・福祉施設・ご自宅などへ訪問します
仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、仏さまの教えをお話しします。
悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
お寺での楽しい行事をご紹介します。
お寺でのボランティアを紹介します。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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