10年前のあの時が、今回のご縁に

2019年11月18日

 先週は、島根県浜田市三隅のお寺さまでの「報恩講法要」に2度目のご縁をいただいた。
お参りされた方の中には、ちょうど10年前2009年の記念法話を覚えておられて、
今回もぜひ参りたいという方がおられたとのこと。
 そのご法話とは、島根県芸術文化センター・グラントワが会場となった
「親鸞聖人750回大遠忌石西3組お待ち受け法要」だ。
そのころ私は、愛知県の法話グループ「迦陵頻伽」に感動し、
大正琴琴伝流の先生方(MONアンサンブル)と「音楽法話」を模索していた。
山陰のお寺様での縁から、この大法要のお声掛けをいただいたのだった。
1500名入る大ホールで、「大正琴」+「絵本」+「法話」という記念法話にチャレンジした。
当時の私としては「一世一代のお取り次ぎ」と受け止めて精一杯勤めたのだが、
終わってみると「あれでよかったのか」「もっと組み立てに工夫が出来たのではないか」
「そもそもご法話が全く未熟だった」と、いつも心に留まっている法要である。
 ところが、その時の法話の(中身というより)形が新鮮で、
参加された方の心に留まっていたのだそうだ。
今回、三隅に呼んでいただいたお寺様も、あの時の行事に関わっておられ
「何かチャレンジをしようとしている」私の姿を覚えておられた。
そして、自分が住職を継職したなら「ぜひ法話会にお招きしよう」と思ってくださっていたそうだ。
今回は、そのお寺様での2年ぶりの再会がかない、2日間精一杯ご法話をさせていただいた。
 
 もう以前のような音楽法話はできなくなったが、
今は、プロジェクターを活用した視聴覚伝道を基本としながら、
仏典童話紙芝居にも取り組んでいる。今回のご満座(=法話の最終日)には、
花岡大学原作の「アマリリスのような女の子」を披露した。
まだまだ荒削りで、もっと研鑚の必要性を感じながら帰路についた。
これからも、その時その場ならではの感応道交「唯一無二の法話ライブ」
をめざして試行錯誤を重ねていきたい。

■絵本大好き住職の問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
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■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころとして仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから,わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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