オンライン法話会の準備 これまでの積み重ねが役に立つ

2021年2月17日

明日は、地元の老人ホームの法話会。平成17年開設当初から、月一回寄せていただいているので、もう15年以上になる。数年前からは、西覚寺副住職・伊川大慶さんと交代でお勤めをしている。新型コロナ騒動で、あちこちの法話会が中止となる中、こちらの施設では「オンラインで法話会が出来ないか」と提案をいただく。法話会を大切にしていただける施設長さんなので、私もとてもうれしかった。そこで、昨年8月からは、オンライン会議システム「ZOOM」を使用した法話会に切り替えている。オンラインの特性上、お聞きいただく皆さまの雰囲気がくみ取りにくいけれど、施設の職員さんといろんな工夫を重ねながら、お勤めをしている。「本当に、お寺に参っているみたいだ」「お寺さんの顔がはっきり見えて、うれしかった」などと、お聞きくださった方々から喜びの声をいただいている。

明日は、私がその当番である。せっかくスクリーンを使用するなら、その利点を最大限活用できる方法はないかと思案するうちに、正信偈の現代語訳を皆さまにご紹介しようと思い立った。正信偈をいつものように唱えながら、スクリーンでは現代語訳を映し出す。そうすることで、少しずつ現代語訳を目に入れてくださるとうれしい。聞き慣れたお経だからこそ、「何が書かれているのか」「どんな意味があるのか」などと密かに関心を持ってくださる方々は多い。かといって、講義のような伝え方は法話会にはそぐわない。どうしたものかと長年思案してきたことで、この度のひらめきとなった。幸い10年以上前からパワーポイントを使った視聴覚伝道を続けており、その編集に多少慣れているため、準備もサクサク進んだ。明日の法話会が、今から楽しみである。

これからも、現場の感想やご意見をいただきながら、「みんな」ではなく「あなた」に受け取っていただけるご法話の模索を続けていきたい。

■ご紹介: ケアホーム ディア・レスト三次 法話会の様子
https://dearrest.net/miyoshi/smile/20200820.html

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
「お通夜にどんな意味があるの?」かけあい法話

樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
■ご紹介:絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
2020「三好春樹さん公開講演会」前半

2020「三好春樹さん公開講演会」後半

仏教書朗読 『あなたがあなたになる48章』第38章

仏教説話紙芝居『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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