地域のお寺は子どもたちの応援団です! 5・6年生が写生大会

2021年11月11日

先日、地元の小学校5・6年生が源光寺にやってきた。「地域のお寺を描こう!」毎年恒例になっている写生大会。私が月参りから帰ってみると、すでに子ども達の姿が見えた。駐車場や境内など、思い思いの場所から写真を撮っている。手にしているのはカメラではなく、タブレット。ITC教育推進により、市内各小学校では1人に1台ずつ支給されているのだ。先生からアドバイスを受けたり、友だち同士でアイデアを出しながら、パチリパチリ。

「あ、げんさん!」私の姿に気づいた何人かが、声をかけてくれる。「どこの写真を撮りましたか?」「何枚撮りましたか?」「屋根の一番上に龍が見えますよ?あれは、とても珍しいのですよ。写真に撮っておくといいですね」などと、私も源光寺をさりげなく紹介する。時には、連写しながら撮影する子どもたち。「あれ、メモリがいっぱいになった!」「じゃあ、ちょっと消さにゃあいけんね」

私が小学生の頃の写生大会は、丸一日かけたのんびりしたもの。具体的な場所は忘れたが、朝からお弁当を持って出かける、遠足と同じような日程。みんなでバスに乗って校区外の少し離れたお寺に行き、レジャーシートを広げ、自分で決めた場所に座り、下書きはもちろん絵の具で色塗りまでしていたはずだ。絵を描くのが苦手だった私は、その日だけで完成はしなかったが、いつもの教室で勉強をしなくてすむその一日は、とても楽しかったことを覚えている。

一時間ほど滞在した子ども達は、再び学校に歩いて戻り、給食を食べてからいよいよ下書きを描き始めるのだろう。授業カリキュラムの関係や感染症対策などのこともあり、このような慌ただしいスケジュールに変わっているようだ。子ども達を見送る時、「さよなら」だけでは面白くないので、「もう一度お寺を見て、太陽の光の当たり具合も確認しておいて下さいね。その光もしっかり思い出しながら描いてみると、きっと素晴らしい絵になると思います。出来上がりを楽しみにしています」と声をかけた。

明日は、その小学校での読み聞かせボランティアの日だ。私は、6年生を担当する。新型コロナ騒動以前は、京都・奈良・大阪が修学旅行先になっていた6年生。歴史の授業でも必ず習う東大寺にちなんで、この2冊を持っていく。どちらの本を読むことになるかは、子ども達に選んでもらうことにしよう。また、子どもたちに会えるぞ!

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
『みちしるべ 八正道シリーズ 正命 正しい生活』
一塵のなかに無量の諸仏まします https://www.youtube.com/watch?v=3onGEtitDx0
2021三好春樹さん公開講演会-前半 https://www.youtube.com/watch?v=iyOouClBn2o
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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