記念色紙をどうしよう!? あっ、そうだ!

2022年1月17日

毎年、大晦日の「除夜のつどい」には、お参り下さったご家族に記念色紙をプレゼントしていました。その色紙は、赤木賢治先生の干支の折り紙に、私のつたない書を合わせたものでした。一昨年でちょうど一回り(=12年)した取り組みでした。皆さんが、それぞれのお宅の床の間や玄関などに飾ってくださり、新しい年の色紙をとても楽しみにして下さっていました。
その赤木先生が、昨年冬にお亡くなりになられました。急な訃報で本当にびっくりしました。新型コロナ騒動の中でしたから、お通夜やお葬儀で先生のご功績をじっくり偲ぶことが出来なかったのも、とても残念でした。それと同時に私の頭に去来したのは、「今度の大晦日の記念色紙をどうしようか?」というものでした。

色々と考えましたが、私に赤木式折り紙は作れません。なにか代わるものをとも考えましたが、いいアイデアが浮かびません。大きな経費もかけられません。そこで、昨年は住職継職10年という節目でもあったので、記念短冊を書かせていただくことにしました。

10年前の2011年は、東日本大震災とそれに伴う原発事故がおこり、親鸞聖人750回大遠忌法要が本願寺はじめ各寺院でお勤めになった年でした。この年の11月に、私は源光寺第14代住職を継職いたしました。ですから、2011年は私にとって決して忘れることの出来ない一年なのです。何か思い出となる物がないかと思案する中、「和顔愛語」の記念短冊をご参詣の皆さますべてにプレゼントさせていただいたのでした。今でも、お仏壇のそばに掛けて下さるお宅が多いです。

そこで、今回は阿弥陀如来の大いなる智慧と慈悲が今すでにこの私たちを照らし、包み、導いているという「光寿無量」という言葉をご紹介させていただきました。

本来なら、到底プレゼントできる仕上がりではありません。ただ、「阿弥陀如来だけでなく、住職ともあのコロナの中を一緒に歩んだな」という思い出の一つにしていただければと、一筆一筆心を込めて書かせていただきました。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
「2021年源光寺トーク&ライブ ハーモニカ共演」

『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』理知-普賢菩薩
偽り むだ口 悪口 二枚舌を使わず https://www.youtube.com/watch?v=ferhaRGkUno
2021三好春樹さん公開講演会-後半 https://www.youtube.com/watch?v=1EfSKRhaGNw
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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