あなたのお家の定番料理はなんですか?

2022年2月7日

我が家では、餃子が定番料理のひとつにあげられます。月に一度程度は、手作り餃子の日になります。日曜日の夜が多いでしょうか?毎回、中に入れる具材は様々な工夫があります。いつもは、(糖質制限のため)夕食に白ご飯を食べないようにしている私も、餃子の日はしっかり白ご飯をいただきます。昨晩も、大変おいしくいただきました。離れて過ごす子どもたちにも写真は送りましたが、餃子の焼ける音やその匂いは届けられませんでした。ちなみに、私の実家「藤家」では、特に、肉じゃががおいしかったですね。

「同じ釜の飯を食う」という言葉があるように、食事は、いつの時代も大切にされてきましたね。この言葉の意味は、「同じ共同体が同じものを食べることによって、同体としての帰属意識を持つこと。あるいはそれを強化すること」とあります。だから、夫婦・家族の日常生活だけでなく、親族・地域・会社などの冠婚葬祭の場でも、食事を共にすることはとても大切にされてきました。その場を通して、「私は一人ではない!」ことを実感・共有してきたのです。

新型コロナ感染症が拡がる以前は、ご門徒さんのご法事などにお参りをさせていただくと、「お斎」(おとき)と呼ばれるお食事をご一緒することが出来ました。その場は、故人の悲喜交々なる思い出話を語り、聞き合うことを通して、これまで・これからの歩みを共に考える時間となっていたのです。また、僧侶がご一緒させていただける時には、日頃皆さんが抱いている疑問や質問を気軽に尋ねていただける機会にもなっていたのです。僧侶とご門徒さんとの双方向のやりとりが深くなればなるほど、「仏さまの教え」に対する興味・関心も高まっていったのだろうと振り返っています。

只今は、感染拡大を防ぐために、お互いの接触を極力減らさなければならない状況となっています。ですから、お葬儀やご法事の参詣者が少なくなりましたし、「お斎」をご一緒することは出来なくなりました。仕方がないこととは言え、めったにない仏縁での思い出が減るわけですから、とても淋しいことです。あくまで大切なのは、フィジカル・ディスタンシング(身体的、物理的距離の確保)であって、接触機会が減ることで互いの孤立や差別を助長してしまわないよう、更なる工夫が必要だと感じています。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
「2021年源光寺トーク&ライブ ハーモニカ共演」

『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』智慧-文殊菩薩
「怨みを忘れてはじめて怨みは鎮まる」 https://www.youtube.com/watch?v=Q4t9LxUMrCE
かけあい法話「あなたのご先祖は何人でしょうか?」

浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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