それぞれの道具が大活躍 モネの睡蓮計画

2022年2月15日

ここ数日、天気を伺いながらの作業が続きました。それは「源光寺宝池」の「モネの睡蓮計画」です。明日からは雪マークが出ていたので、池に入れるのは今日までです。ここ数日は、遠方への予定をキャンセルするなどして、池の掃除を最優先に取り組みました。

振り返れば、葉っぱばかりが茂った睡蓮の池を見ながら(「モネの睡蓮」のようになったらいいなあ。でも、私になんて出来ないな)と思って、数年が過ぎていました。
この1月からの新型コロナ感染症再拡大を受けて、お寺も再び影響を受けてしまいました。年度替わりの多忙な時期を前に、ぽっかり予定があいたのです。「やるなら今しかない!」源光寺総代でもあるご門徒さんにご相談させていただいたことがきっかけで、その計画は動き出しました。ご門徒である業者さんが出してくださったアイデアが、私たちの発想の転換を生みました。強力な助っ人も駆けつけてくださり、2日ほど一緒に池に入ってくださいました。平素から農作業に慣れていらっしゃる方々ですから、泥に足を取られながらも睡蓮の根っこの掘り出し作業がぐんぐん進みました。ご自宅から水中ポンプを持ってきてくださり、排水作業も同時進行。掘り起こした根っこや木の枝などは、軽トラックに積んで処分してくださいました。根の発育を抑えるために石灰を撒き、石垣の草刈りも自発的に取り組んでくださいました。大きな作業が終わってからは、私が池周囲の草刈りとその撤去に取り組みました。天気の様子や仕事の合間での作業でしたから、12日間ほどかかりました。私があと1日がんばれば、一段落となります。

当初は、夢のまた夢と思っていましたが、なんとか形になりそうです。「モネの睡蓮」のように池の中に橋を架けることは出来ませんが、これだけ徹底して池の整備をしたのは、近年では初めてだったようです。ご門徒さんの経験やアイデア、それぞれの道具に(時には登山靴も)助けられて今日まで作業が進みました。「自分にもこれだけ出来た」と自信がつきましたし、これからは定期的に手入れをしていこうと思えるようになりました。

今後は、(湧き水がありますから)自然に池の水位が戻り、温かくなるのと同時に新しい葉っぱが芽を出してくるでしょう。きっと、夏には睡蓮の葉っぱと花、そして水面の絶妙なバランスが整い、「源光寺宝池」は新たな観光名所になるでしょう!?

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
「2021年源光寺トーク&ライブ ハーモニカ共演」

『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』智慧-文殊菩薩
「さとりが智慧の光となって現われる」 https://www.youtube.com/watch?v=AdirsPf9Z_Q
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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