ささやかだけど大切な取り組み 住みよい地域づくりを一人ひとりから

2022年5月19日

源光寺が運営している墓地には、今、びおらの花が咲いています。
夏には、暑さに強いベゴニアに植え替えます。

「公園みたいで気持ちがいいですね」
「見晴らしがとてもいいですね」
「この明るい感じは、とてもお墓とは思えません」
などと、喜びの声を聞かせていただいています。

源光寺の自慢をしているわけではありません。

墓地にお参りくださる方々のこれらの声は、
「目にするものや耳にするものによって、心の動きや体の調子、物事の受け止め方などが影響を受けるのだ」と気づかせてくれました。

だから、皆さまが少しでも落ち着いた気持ちでお参りいただけるように、これからも樹木や花の手入れを続けていきます。

さらに、源光寺以外でも、花で通学路や街角を飾ってくださる方々がおられます。
心配や不安の多い時代だからこそ、そのような一人ひとりの取り組みや温かな心遣いに気づける私でありたいと思いました。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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