葬儀会館にトンボ 涼んでいたのかな?

2022年6月30日

昨晩、ご門徒さんのお通夜のため、市内の葬儀会館に伺いました。控室に入ると、めずらしいお客さん。そう、ハグロトンボが一匹。定刻となり迎えに来てくださった職員さんに「トンボがいますから、出してあげてください」とお願いしてお通夜を勤めました。お通夜を終えて控室に戻りましたら、トンボの姿はありませんでした。

そして、今日、お葬儀のために再び会館に伺うと、またハグロトンボがいるではありませんか!私を待っていたかのように一緒に会館に入りホールを飛び回っていました。私の荷物を取りに来てくださった職員さんも、「一緒に参ってくれますね!」とトンボを温かく迎え入れておられました。とても、ユニークな職員さんで、私もうれしい気持ちになりました。

お昼のワイドショーでは、各地の気温と熱中症対策(加えて、関東地域の電力逼迫状況も)について報道をしていました。実は、暑さに辟易しているのは、人間だけではないかも知れませんね。あのハグロトンボも、「こんなに暑いのは初めてだ!ちょっとここで涼んでいこう」と思っていたのかも知れません。

「もう、身内ばかりですから、上着を脱いでネクタイを緩めてお参りなさってください」ご遺族にそう声を掛けて、還骨並びに初七日のお勤めをいたしました。

あなたも、熱中症対策をして体調管理にご用心くださいね。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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