「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」をご視聴いただき、有り難うございます。
https://www.youtube.com/watch?v=grwmuk7-xE8
この動画は、2022年7月に源光寺でお勤めし仏教婦人会法座の一コマで、牛尾かおり先生(本願寺派布教使/広島市)のご法話(朝席・前半)です。
牛尾先生は、ご法話の中で次のようなたとえ話をしてくださいました。
それは、私たちが「4つの逆さメガネ」を持っているというものでした。
・死ぬ者でありながら、死なないと思う
・今は苦しくても、やがて幸せな未来がやってくる
・自分さえよければ良い
・煩悩の姿を当然とする
阿弥陀如来は、このような私に対して、「必ず救う」と願いを立て、救う方法を考え抜いて、完成して下さったのです。私の口に「南無阿弥陀仏」がこぼれ出るのは、阿弥陀如来の救いが完成し、私に届いている証です。
と、お話し下さいました。
昔懐かしい物語「アリとキリギス」も紹介してくださいました。この物語は、実にいくつもの進化があるそうで自分をアリと重ねるか、キリギリスに重ねるかによって、物語の受け止めが大きく変わると教えて下さいました。
牛尾先生は、このような物語や日常の何気ない一コマを取り上げながら、私たちの抱えている煩悩の姿を示して下さいました。さらに、その私に届いている阿弥陀如来の働きを大いなる船にたとえてお説きくださいました。
この動画視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞いただけます。さらに、若い世代にもご紹介ください。
これからも、源光寺のたゆまぬ取り組みを応援していただけると、うれしいです。
■ご紹介:2022年源光寺仏婦法座ご法話 その1
https://www.youtube.com/watch?v=grwmuk7-xE8