バイクと車では大違い 無事に『御堂さん』を配れた

2023年1月31日

今月は『御堂さん』を配るのが遅くなりました。
連日続いた雪のせいです。
もう雪は、いりません。

今日は太陽が顔を出し雪融けも進んだので、いよいよバイクに乗って『御堂さん』を配ることにしました。
車がよく通る所は、すっかり雪が解けていました。ところが、少し脇道に入るとまだ雪が残っているではないですか!車で走っていた時にはあまり気にしていませんでしたが、今日も案外雪が残っているのだと実感しました。そして、新聞や郵便を毎日配達してくださる方々の苦労の一端を、改めて知ることになりました。

轍が出来ているところはもちろんそこを通るのですが、少しでも気を抜くとタイヤが取られ、一瞬で転倒のリスクがあります。「2輪だからあたりまえだ」と言われそうですが、理屈を知っているのと実際に体験するのとでは大きな違いがあることも体感しました。今日もはたくさんタイヤが滑りましたが、転倒することはありませんでした。長靴を履いていたし、(かっこ悪いけど)いざとなったら両足で踏ん張れるようにまたがっていたし、視線の持っていき方や身体の使い方、ブレーキのきかせ方などこれまでの失敗の経験が活きたようです。いつもの倍の時間がかかりましたが、無理せず転倒せず帰ってこられました。他の人にとってはささやかなことかもしれませんが、自分にとっては大きな自信となりました。

『御堂さん』には、毎月の行事案内や報告などを掲載した「住職雑感」も挟んでお配りしています。一人でも多くの方に、「源光寺や仏さまの教えを身近に感じていただきたい」と願いながら、お届けしています。
いわば、仏縁の種まきです。
一般の方には見えにくいけれど、住職としての私の大切な仕事の一つです。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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