久しぶりの山歩きで海を見た!! ウン万円した靴が壊れた

2023年4月26日

源光寺では「山歩きの会」を結成して、毎年4月と10月の2回、県内の山を歩いています。日頃の喧噪を離れ自然あふれる山を一緒に歩くことで、体力づくりはもちろん、心の健康増進にもぴったりです。さらに、富士山登山でもお世話になった広島登山研究所のプロガイドさんが同行くださるので、道中のお話も楽しく安心なのです。

新型コロナも少し落ち着いた4月、安芸郡坂町の「天狗岩コース」を私も一緒に歩くことが出来ました。これまではご法事や急な用事が入りお見送りだけだったり、一緒に行けても送迎のみの場合がありました。今回は、かつてお寺の子ども会に通っていた子どもが、立派な青年になって地元に帰ってきていて、「自分が暇な時は手伝いますよ!」と声をかけてくれました。心身ともに大きく成長し再びお寺に縁を結んでくれる彼のような存在は、住職として本当にうれしく心強い限りです。彼は、現在、自動車学校の教官として勤め始めたそうで、前職でも様々な資格も取得しており、自動車の運転はプロです。だから、安心して送迎車の運転をお任せすることが出来ました。

まだまだ朝夕の気温差が大きく天気が安定しないこの頃ですが、この日は、とても天気がよくときおり爽やかな風が吹き、海も穏やかでした。いつもは山に囲まれた私たちですから、「広く大きい」海を見ただけでもう気分は爽快です。もちろんマスクを外し深呼吸をしながら、とてもよく整備された道を歩きました。若葉が芽吹き始めた様子を眺め、小鳥のさえずりに耳を傾けながら「気持ちがいいねえ」「この花は何という名前かしら」などと楽しい語らいも聞かれました。

下山途中に靴の底が外れて、歩くのが難しくなりました。前の日までに、少し剥がれかけていることを確認していたので強力な接着剤を塗って備えていたのですが、実際には上り下りのある山道で体重がかかるため耐えきれなかったのでしょう。ガイドさんにうかがったら、登山靴は5年程度で底が剥がれやすくなると言われました。これまでいくつもの山を一緒に登った相棒ですし、靴底の剥がれ以外は損傷がないので捨ててしまうことにはとても抵抗がありますね。

何はともあれ、メンバーの皆さまともに事故なく元気に行って帰ってこられたことはとてもうれしかったし、「もうしばらく山歩きが続けられるかな」と自分の自信にもなりました。メンバーの皆さん、有り難うございました。

メンバーの感想の一部を紹介します。

Nさん:おはようございます。山歩きの会の皆さんと色々な場面で自然との一体感を共有出来た事、写真を拝見しながら感謝の気持ちでいっぱいです。有り難うございました。久しぶりの筋肉痛に嬉しい悲鳴をあげ余韻に浸ってます。次回も山と皆さんに会えるのを楽しみにしてます。

Kさん:最高の日和の天候に恵まれて、楽しい山登りでしたね。少し太ももが痛かったけど山登りが出来て良かったです!!次回を楽しみにしております。みなさん、お世話になりまして、ありがとうございました。

Hさん:今回もとても楽しい山歩きでした。たくさん送っていただいた写真を見ながら皆さんのおかげとあらためて感謝しております。今日は体のあちらこちらが痛いですが,痛みが早く出るのは若い(?)からだと自分を励ましています。10月を楽しみにまた日々頑張りたいと思います。皆さんもお元気でお過ごしください。本当にありがとうございました。

Yさん:山登り、いろいろお世話になり、ありがとうございました。いいお天気で、楽しい山登りができました。写真も、たくさんありがとうございました。写真を見ると、山登りの時を思い出して、たのしかったことを思い出します。私も、次回を目標に体力作りをしたいと思います。ありがとうございました。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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