ご無沙汰しておりました 久しぶりに法座ご法話投稿

2023年6月9日

「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」をご視聴いただき、有り難うございます。
■ご紹介:2023年源光寺春彼岸法座ご法話 その1
https://www.youtube.com/watch?v=WXrXP7e_5NQ

この動画は、2023年3月に源光寺でお勤めした春彼岸法座の一コマで、浄福寺住職・高津眞吾先生(大田市)のご法話(朝席・前半)です。

講題を「上農は土を作るがごとし」といただきました。
高津先生は、お寺で「いのちの農園」をされています。本来、第1次産業である農林水産業はいのちに関わる大切な産業なのですが、今、日本ではその第1次産業がとても軽く扱われていると指摘されました。今は食べられてあたりまえになっているけれど、昔は食べることがとても大切だったとふり返られました。

だからこそ、高津先生は、門信徒の境を超えた方々と田んぼづくりやさつまいも芋作りに取り組んでこられました。それは、超高齢社会真っ只中の地域活性化にもつながっているそうです。

「作物は人の足音を聞いて成長する」という言葉も教えてくださいました。それは、作物を作るためには足繁く通い愛情を注ぐことの大切さを示した言葉だったのでした。

お参りされた皆さんも、長年田んぼづくりに関わってこられた方々が多かったので、高津先生のお話は、それぞれの苦労をふり返りながら親近感を持ってお聴聞くださったようです。

この法話視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞くださいね。さらに、若い世代にもご紹介ください。

(法話配信にご協力頂いた高津先生にも、心よりお礼を申しあげます)

 

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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