大阪時代から、広島原爆の日(8月6日)は8時15分の黙祷を続けてきました。
今日は、長崎に原爆が投下されてしまった日です。しかし、その投下時刻を知らないことに気づきました。調べてみたら、11時2分だったと分かりました。あと15分程度でその時刻になることも知りました。
居間では、父が高校野球を見ています。私は、寺務室のパソコンでYouTubeを通して、平和祈念式典の中継を視聴し、事前に録音された長崎の鐘を聞きながらの黙祷をしました。
例年、平和公園・平和祈念像前で開催されていたようですが、台風6号の影響で急遽変更されていました。大阪時代から非戦平和について少しは学んできたつもりでしたが、その意識は自分の生活圏内にとどまる狭いものだったと気づかされました。
昼から参加した地元の児童クラブでは、
「広島にいる私たちは、8月6日の原爆の日のことは学校でも学んでいると思いますが、今日8月9日、長崎に原爆が投下された日のことも合わせて覚えていて下さいね。(略)もし、お盆などで故郷に帰省する人は、おじいさん・おばあさんから戦争当時のお話を聞いてみて下さいね」
と、自分の反省も込めてお話ししました。最後に、沖縄在住の小学1年生が書いた詩をきっかけとなって出版された絵本『へいわってすてきだね』を読んで、子どもたちと大切な時間を過ごしました。
あなたは、どんな戦争体験を聞いたことがありますか?