洗濯機を大掃除 CMに振り回されるな

2023年9月11日

洗濯槽の部品が壊れました。購入した家電量販店に連絡をしたら、修理担当者が来てくださいました。その方は、元々とあるメーカーの修理担当だったそうです。今は、量販店からの依頼を受けるだけでなく、個人事業主として中国地方各地へ出張修理に出かけているそうです。

洗濯機の構造は勿論、どのような使い方が故障を生むのか、その対策なども大変詳しく教えてくださいました。
お話の中で一番の驚いたのは、「洗剤や柔軟剤の使用が多くて、かえって汚れが落ちない」と言うことでした。我が家では、几帳面な母が毎日乾燥フィルターの掃除をしています。だから、分解された洗濯機を見た時、こんなにあちこちに汚れがたまっていることにびっくりしました。「洗剤のCMにだまされてはいけませんよ、とよく話をするのです」とも言っておられました。洗剤や柔軟剤は使用する量が多すぎると、完全に排出されずに機械内に残ってしまいそこに細菌がたまり逆に洗濯物を汚してしまうこと。さらに、節水をするために使ってきたお風呂の残り湯が、ゴミや雑菌が乾燥時のトラブルや衣類の匂いの原因になるとも教えてもらいました。さらには、ヘアピンなども出て来ました。長年使用する中で知らないうちに洗濯物と一緒に入ってしまい、それが異音の原因になっていたとのことでした。これほどのトラブルなら、1ヶ月近いメーカー預かりになるところ、我が家に訪問して5時間ほどで直してくださいました。その手腕にも驚きました。

今後は、風呂の残り湯は使わない
洗濯物を入れすぎない
洗剤や柔軟剤は少なめに使用する
衣類以外のものが入らないようにする
これらの点を気をつけながら、大切に使用したいと思いました。

日頃、何気なく使っている家電でも、その使い方が間違っていたり、機能が充分活かせずにいることがあるかも知れません。時々は、プロに尋ねてみることも大切だと思いました。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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