人生の先輩が元気だと、私もうれしい! グラウンドゴルフ大会

2023年10月31日

あなたの身近にいる「人生の先輩」は、生き生きしていますか?
私が出会った「人生の先輩」は、生き生きとグラウンドゴルフを楽しんでいました。
その大会の事務局として動き回った私も、なんだかうれしい時間になりました。

去る10月下旬、第11回を数える三次組仏教壮年会連盟親睦グラウンドゴルフ大会が開催されました。予定日が雨天延期となり、3日後の開催となりました。この日は予報通りの晴天となりました。会場準備の際は寒かったのですが、試合が始まる頃には次第に温かくなり、2ラウンド目を回る頃にはTシャツ一枚になるほどの気温となりました。他地区での試合に出かけた方がおられたため参加者は例年より少なかったですが、およそ60~80代の男女約40名が和やかに試合を繰り広げていました。

ささやかな大会を実施するにも、天気の心配から役員会の開催、必要な道具の準備や当日のコースづくりなど見えない仕事が多いです。役員さんは参加者にも優しく声をかけ場をなごませ、私が見落としているところをなりげなく手伝ってくださいました。

ゲーム中も近況報告を兼ねた歓談があちこちで聞かれ、「上手ですね」などと互いの健闘をたたえ、「楽しかった」「お疲れ様でした」「また来年も会いましょう」と言葉が交わされていました。一人ひとりの生き生きした表情が見受けられました。

イスラエルとハマスが関わるあらたな戦争が始まってしまい、現地の方々の悲しみや苦悩を考えると暗澹たる思いになってしまいます。だからこそ、(延期にはなりましたが)無事に大会が開催でき、参加者の皆さんと楽しくひとときを過ごせたことは、これまで以上に有り難く感じました。

この厳しい世界情勢の中で、あなたはどんな喜びを感じていますか?

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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