うんちが順調に出て、有り難い!!

2023年11月14日

あなたは、うんちが順調に出て、うれしいと思ったことがありますか?
私は、今日も順調にうんちが出ました。うれしかったです。
私自身が、うんちが順調に出ることにこんなに喜びを感じるようになったのは、ある出来事がきっかけでした。

それは、今年のお正月過ぎのことです。昨年末にコロナに罹ってしまい数日間の療養期間を過ごしていました。当然、部屋から出ることも出来ず、寝たり起きたりの日々でした。大晦日には療養期間が終わりましたので、すっかり日常生活に戻れると思っていましたのに、正月早々めまいが起こってしまいました。正月明けに耳鼻科にかかりました。その数日後今度は急激な腹痛が襲い、休日診療所へ駆け込みました。撮ったレントゲンを見ながら先生は「腸が動いていないから、下剤と浣腸を出しておきましょう」とおっしゃいました。「腸が動いていない」などとは、人生で初めて聞いた言葉でした。その後、下剤を飲んだり浣腸をしてもお腹が張る感覚は治らず、相変わらずうんちも出ません。新年早々こんなことになるなんて、予定外でした。気分は、とても憂鬱でした。

それから数日後、昨年の内に予約していた接骨院に行きました。先生に、年末からの顛末を話しました。「寝てばかりの療養生活で、自律神経に影響が出たのかも知れませんね」と教えてくれました。その時は、主に腰の痛みを取る普通の施術でした。なんと、その日の夕方、年末以来およそ2週間ぶりに大きなうんちが出たのです。お腹もすっきりした感覚です。
「これで峠を越したかな」
その時の喜びと安堵は、かなり大きなものがありました。
「うんちくん、出てくれて有り難う!」
床にしゃがみ、しばらくうんちを眺めていた私。うれしくて、涙が出そうになりました。

だから今でも、うんちが順調に出るのがうれしくて仕方がないのです。

予定外のピンチからも、いろんな発見や気づきが生まれるのですね。だから、人生は面白いのですね。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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