先日は、『御堂さん』配布に関して、寒いけどがんばる。
と投稿した私でした。ちょっと、自慢のようだったなと反省しました。
なぜなら、私が『御堂さん』をバイクで手配りするのは、たった月1回。しかも80件のみ。
日本郵便の配達員さんは、土日を除く毎日郵便物を配達してくださる。
今日のような雪の日は、きっと指先がかじかむだろう。
風を切って走るので、体が心底冷えてしまうだろう。
スノータイヤではあっても、轍にタイヤが乗っかると転倒の危険もあるから、いつも以上に疲れるだろう。
雨の日は、郵便物が濡れないか気を使うだろう。
風の強い日は、走行も不安定になるだろう。
夏の暑い日は、熱中症の心配があるかも知れない。
かといって、途中でコンビニに立ち寄って水分補給をすることははばかられるかも知れない。
私たちの何気ない日常が、それぞれのプロたちの懸命な仕事のおかげで成り立っていることに気づかされた。
そして、先ほどの『御堂さん』も、私の代わりにそれぞれの地域で手配りをしてくださる方が10人ほどいてくださるのです。このように奉仕作業をしてくださる皆さまのおかげで、お寺の様々な活動が続けられているのです。
自分の為したことを誇るのは、まだ未熟者の証。それ以上に多くの「お陰さま」を忘れてはいけないと思い直しました。