郵便配達にも感謝 自分がやっていた以上にすごいこと

2023年12月23日

先日は、『御堂さん』配布に関して、寒いけどがんばる。
と投稿した私でした。ちょっと、自慢のようだったなと反省しました。

なぜなら、私が『御堂さん』をバイクで手配りするのは、たった月1回。しかも80件のみ。
日本郵便の配達員さんは、土日を除く毎日郵便物を配達してくださる。
今日のような雪の日は、きっと指先がかじかむだろう。
風を切って走るので、体が心底冷えてしまうだろう。
スノータイヤではあっても、轍にタイヤが乗っかると転倒の危険もあるから、いつも以上に疲れるだろう。
雨の日は、郵便物が濡れないか気を使うだろう。
風の強い日は、走行も不安定になるだろう。
夏の暑い日は、熱中症の心配があるかも知れない。
かといって、途中でコンビニに立ち寄って水分補給をすることははばかられるかも知れない。

私たちの何気ない日常が、それぞれのプロたちの懸命な仕事のおかげで成り立っていることに気づかされた。

そして、先ほどの『御堂さん』も、私の代わりにそれぞれの地域で手配りをしてくださる方が10人ほどいてくださるのです。このように奉仕作業をしてくださる皆さまのおかげで、お寺の様々な活動が続けられているのです。

自分の為したことを誇るのは、まだ未熟者の証。それ以上に多くの「お陰さま」を忘れてはいけないと思い直しました。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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