お寺の子ども会で おいしい焼き芋を食べたよ!

2023年12月21日


12月は第3土曜日に開催されたお寺の子ども会。今日のメインは、父が作ってくださったサツマイモでの焼き芋大会。数日まえから雨が降っており、当日もパラパラ。本当は、広い野原で枯葉をたくさん集めて昔ながらの焼き芋をしたかったのですが、それがかないませんでした。応用問題として、バーベキューコンロに炭を入れて火の準備を始めました。いつものスケジュールを変更し、お寺に来た子どもたちから順番に焼き芋の準備を始めます。サツマイモを新聞紙で包み、水で濡らしたものをさらにアルミホイルで二重に包みました。

お参りのあとのご法話では、クイズ形式でサツマイモの名前の由来や原産国について紹介しました。こちらが話をするばかりではいけませんので、子どもたちに「サツマイモについて、何か知っていることはありますか?」と尋ねたところ、「戦争中は学校のグラウンドでも栽培され、お米の代わりに大切な食料になった」と教えてくれました。私がご法話の最後に紹介しようと思っていた内容を子どもの方から教えてくれて、とても感動しました。

本当は、火を付けるところから子どもたちだけで体験をさせたかったのですが、子ども会の解散時間が決まっていることやお参り・ゲーム(=本堂で卓球大会)などもスケジュールに組んでいるので、火の番は保護者の方にお願いすることにしました。有り難いことに卒業生も駆けつけてくれて、焼き芋がおいしく出来上がるように様々な工夫をしながら火の番をしてくださいました。 おかげで、甘い甘い焼き芋をみんなでいただくことが出来ました。

家族だけでなく、地域の多くの方々の愛情を受けながら成長できる子ども達は、幸せ者だなあとふり返りました。今回も「お寺で楽しい思い出づくり」が出来ました。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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