5年ぶりの仏婦研修旅行 海をみるとよろこぶ私

2024年10月7日


新型コロナの影響で途絶えていた仏婦研修旅行が、ようやく復活しました。今回の研修先は、広島市にある明光寺さま。2022年の仏婦法座にご講師としてお迎えした牛尾かおり先生のお寺。「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」で、抜群の視聴回数を誇っている先生でいらっしゃいます。さかのぼること831年に、「薬師寺」として建立されたという希有な歴史をもつお寺さまだそうです。

日曜日でご法務などご多様の中、私たちのために時間を割いて心温まるお接待をいただきました。一同でお勤めの後、ご住職様には浄土真宗へ改宗し現在に至るまでを含めた沿革をお話しくださいました。さらには薬師堂をわざわざ開けて、広島市有形重要文化財に指定されている薬師如来座像を拝見するご縁を整えてくださいました。またかおり先生には、心温まるご法話を聞かせていただきました。あなかし工房の取り組みや絵本&ご法話のかけあいは、私にとっても大いに参考になりました。病院での一コマを紹介しながら「必ず死んでゆく我が身」であることに触れて、その上で「3つの問いかけ」を投げかけてくださいました。
1.人間に生まれてよかったですか?
2.人間に生まれなければ出会えなかったものがありますが、あなたはそれに会えていますか?
3.私たちは、必ず老いていかねばならない身です。還るところはありますか?
この問いかけは、ご一緒した仏婦会員の心の深いところに届き、折に触れてよみがえってくることと思います。そして、この大切な問いを共有できる場所として、源光寺はこれからも皆さんと歩んでいきたいと思いました。

ご住職さまやかおり先生に見送られて、2023広島サミット会場にもなった「ウジプリ」=宇品グランドプリンスホテルに向かいました。ご法話で触れておられたように、22階のレストランからは、ガラス越しに穏やかな海をみることが出来ました。いつも山の緑をみている私たちですから、海の青さとその広大さをみると、思わず興奮してしまいます。「海は広いな大きいな」と思わず口ずさむ自分がいました。そして、清濁すべてを受け止める本願海の有り難さを重ね合わせました。

上げ膳据え膳のおもてなしで、味は勿論目にも素晴らしいお料理を堪能しながら、皆さんとの四方山話に花が咲きました。日頃の喧噪を離れて身も心も穏やかになり、明日からの活力をいただいた一日でした。

明光寺さま、本当にお世話になりました。そして、有り難うございました。

来年は、どうしようかな?

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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