発達障害について、様々な情報が飛び交いまだまだわからないことも多い中で、
私見を述べることは難しい。
障害という言葉や特性に対する理解と支援(育児・就学・就労などに関わる)が
不十分な現状において、
本人や家族、周囲の人々がマイナスイメージを持ってしまった場合、
本人の生きづらさや二次障害、周囲の関わりにくさにつながってしまうだろう。
ただ、私のこれまでの学びや相談・支援活動の現場で出会った方々の中には、
誕生後、産み落とされた環境に順応するために子どもたちの多くがそぎ落としてしまう能力を、
保持したまま成長したケースがある。
その方々は、多くの人たちでは不可能と思えるような素晴らしい感受性や能力を備えている。
だからこそ、大多数・平均・常識に合わすという関わりではなく、
その一人ひとりが認められ、特性や得意分野を引き立てることで、
その人の生きる力が最大限に花開くと考えている。
特性を備えた方と関わることは、
大多数の人々がこれまでの人生の中で失ってしまっている感性や能力を
気づかせてくれる機会でもあると思っている。
むしろ、特性を備えた方が生きにくい社会というのは、それだけ感受性が乏しく、
大多数の人々の価値観が狭くなってしまっている現れだと思っている。
これは、相談・支援活動を通した出会いと学びの中でいただいた、私自身の大切な気づきでもある。
さて、私が運営委員として所属している「つどい・さんあい」というボランティア団体がある。
発達障害・知的障害を抱える当事者・保護者・支援者の会である。
この団体が大切にしていることは、毎月1回のおしゃべり会&学習会で「とにかく話を聞くこと」。
そして「当事者や家族・支援者それぞれがアイデアを出し合い、その中からそれぞれがヒントを得る」
ことだ。専門家とは違う視点で自由に話をやりとりできるのはとても大切なことで
「ここに来ると、ホッとする」というつぶやきも聞かれて、とてもうれしい。
先日の市長面談では、おしゃべり会で出た生の声をお伝えし、
行政の各現場で発達障害に関する理解と支援をさらに浸透させていただきたい
と要望させてもらった。
福岡誠志三次市長さんからも、
「現場の声を聞くことは一番大切だと思っている」旨を聞かせて頂いた。
私たちも、ボランティア団体として出来ることを精一杯継続しながら、
一人ひとりがこの地域に生まれてよかった・生活できてよかったと思える
環境作りのために協働していきたいと思っている。
■ご紹介:つどい・さんあい
https://www.facebook.com/%E3%81%A4%E3%81%A9%E3%81%84-%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%82%E3%81%84-743829989053434/
■絵本のお坊さん問い合わせ先
名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
電話:0824-63-5906
メール:info@genkouji.com
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
『アマリリスのような女の子』電子書籍版購入サイト:
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B083KNK1ZQ?pf_rd_p=3d322af3-60ce-4778-b834-9b7ade73f617&pf_rd_r=NZBYK0DD6FFMJBHE9QCM
(購入後の閲覧には、無料のKindleアプリが必要です)
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。