東広島市・西品寺さまへ3日間のご法話に寄せていただく。
この度は、浄土真宗の開祖・親鸞聖人を偲ぶご法事「御正忌法要」だ。
大先輩のご紹介というプレッシャーを抱えて、お寺に到着。
仰ぎ見る伽藍の迫力に圧倒される。創建は、今から600年前とお聞きする。
視聴覚伝道(今回はプレゼンソフトを用いて画像や動画・紙芝居・絵本などを
スクリーンに映しながら行った)のため、まず本堂で準備に入る。
何人もの法務員さんが出てこられ、手伝ってくださる。
伝統的な法話スタイルになかなか到達できない私であるため、
視聴覚を活用して初めての方にとっても聞きやすく、
日常生活でも思い出していただきやすいご法話を心がけた。
3日間いう長丁場。私なりの工夫で、次のようにご法話を組み立てた。
1日目 昼「ご法事の目的」 夜「人間に生まれた意味」
2日目 朝「親鸞聖人に遇う」昼「阿弥陀仏の働きに遇う」
3日目 朝「真の光に遇う」 昼「人生最期の大仕事」
この度の西品寺様では、朝は9時から、昼は1時から、夜は7時30分から、
20分程度、参詣者一同でお経をあげる。
その後、講師(多くの場合は本願寺派布教使)のご法話が30~40分×2回。
間には中休みが10分程度あり、お茶をいただきながら参詣者同士がお互いの近況を尋ねたり、
四方山話に花が咲く。この度はぜんざいや、ご門徒の方がお供えなさった酒粕で作られた甘酒もふるまわれた。
少子・高齢・過疎の最近は、お寺さまで行われる法要や法話の回数が少なくなり、
デイサービスなどの普及により、参詣者も少なくなってきたと聞く。
しかし、西品寺さまは、3日間の法要を大勢の参詣者とともに、賑々しくお勤めになられた。
ご法話の合間には、講師間での前住職さまやご住職さまとの語らいが楽しく、
若僧の私が初めて聴かせていただくような昔話や裏話を拝聴し、
さらには、現場での様々な応用問題についてお尋ねしたり、
現代に対する問題意識の共有をさせていただくなど、本当に貴重な3日間を過ごさせていただいた。
型破りな法話スタイルであったが、参詣された方々からは
「人生のヒントになりました」「三次は縁がある場所なので懐かしかったです」
「あの歌には涙がでました」「またご縁を結んでください」
「私も絵本が大好きなんです」「お元気でいてください。またお待ちしています」
などのお声をいただいた。とても、うれしかった。
さあ、皆さまからの声を励みに、また明日から自坊での勤めに励もう。
次の日曜日は、源光寺での「御正忌法要」だ。
■ご紹介:浄土真宗の法座案内
http://shinshuhouwa.info/article/index.php?id=48813
■絵本のお坊さん問い合わせ先
名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
電話:0824-63-5906
メール:info@genkouji.com
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
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絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
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■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。