「新型コロナウイルスが怖くて、夜寝られません」あなたならどう応える?

2020年5月6日

 今日も築山の草取り。今頃はNHKラジオのらじる☆らじるを聞いて、作業をしている。
今日は、たまたま「子ども科学電話相談」の聞き逃しを聞いていた。
5月4日放送分の最後の相談は、大阪の小学1年生からだった。

「新型コロナウイルスが怖くて、夜寝られません。どうやったら、そんな気持ちがなくなりますか」

その彼は、ニュースを見ていてこんな気持ちになったのだという。
自分がコロナにかかったら、治らないからどうしようって思う。
こわくて、泣いてしまう。夜も眠れないそうだ。

大日向雅美先生(恵泉女学園大学学長)は、
1.こわい気持ちはなくそうとしなくてもよい。こわい気持ちがあるから、いろんな予防もがんばっているんだよね。
手洗いやうがいをがんばっている彼をほめてあげていた。
2.こわいなあと思うことは、人の気持ちがわかる力(=感受性が豊かである)を持っていることなんだと、自分に自信を持っていいこと。
3.こわい気持ちは一人で抱えず、誰かにお話しするとよい。大人の私もこわいです。
おうちの人に話してみましたか。どんな返事が返ってきましたか。
4.ニュースを見ることは、素晴らしいこと。日本だけでなく世界中の様子がわかるニュースがあるよ。
例えば、NHKBSワールドニュース。「世界のニュースを見ると、国を越えて研究や治療にがんばっている人を知ることが出来るし、
がんばっている人たちに有り難うと感謝しながら、自分も出来る事をがんばってみようという気になるよ。
それが、不安に打ち勝つ力になるよ。
5.人は同じ気持ちを持っている人が集まって話をすると、落ち着くんだって。今はお友だちに会えないけれど、
その分おうちの人といっぱいお話ししてみてね。こわい時には言葉にして、泣きたい時は泣いていい。涙が不安な気持ちを流してくれるよ。

 振り返ると、おおよそこのようなやりとりだった。
私たち大人にとってのこの初体験は、子どもたちにとっても大きな不安や心配を感じるものとなっている。
私たち自身もまだ気持ちの整理がついていない時期なのだが、子どもたちの問いかけを受けた時、
どう応えてあげることが出来るだろうか。いや、問いかけを待っているだけでは十分ではないかもしれない。
何かしら、大人の方からの声かけを工夫した方がよいかもしれない。

■ご紹介:NHKラジオ第1 子ども科学電話相談 毎週日曜午前10時5分から
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=2039_00

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」http://www.genkouji.com/viola.html
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
仏教童話『アマリリスのような女の子』YouTube動画版(紙芝居読み語り+絵本大好き住職のご法話)

YouTubeサイト「武田正文の仏心チャンネル」【,今こそ仏教】
対談:福間玄猷×武田正文さん×藤井大樹さん「仏さまからのものさし」

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ:https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページ:http://www.hongwanji.or.jp/
源光寺住職のご挨拶:https://www.youtube.com/watch?v=dLc7zx-dbk4

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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