情報を分析し決断する難しさ 雪の少ない大晦日 

2021年1月1日

12月27日付けの投稿で、2020年「除夜のつどい」の中止をお知らせした。ご門徒や地域の方には、2021新春パンフレットに中止の告知を同封した。最終的に中止の決定をしたのは、12月20日。それは、12月に入って三次市内での6人目の陽性者が発表された日だった。それ以外にも、複数の要因があった。
・国内外の感染拡大に伴って、厚労省から「飲食は家族、いつもの仲間と」「帰省は慎重に検討を」、そして「静かな年末年始へのご協力をお願いします!」などと呼びかけられていたこと。
・広島県内でも新型コロナウイルス陽性者数が増えていたこと。
・三次市内でも、今後新型コロナ陽性者が出る可能性があること。
・年末年始の強烈な寒波や降雪が予想されていたこと。
・つどうことのリスクに加え、移動中のけがや事故などで、医療機関へこれ以上の負担が増えることは避けたかったこと。
しかし、結果的に、
・三次市内の陽性者は、その後、確認されなかったこと。
・強烈な寒波や降雪はなかったこと。
・移動中のけがや事故を誘発するような道路状況には、ならなかったこと。
などから、中止の判断は早まったと後悔している。方法を工夫して実施したかったとも思っている。
実際に、三次市内でも「除夜の鐘撞き」を実施されたお寺さまを知っている。
大晦日当日は、だれもいない境内で坊守と交代で鐘をつき、本堂で新年のお参りをして終わった。

お得度にまつわるエピソードの中で、親鸞聖人が
「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
と詠まれたと伝えられているように、私たちのいのちも本来「明日の保証がない」のだ。だからこそ、お参りくださった方々と激動の2020年を振り返り、その私たちが2021年という新たな年を迎えられたことを一緒に喜び合いたかった。
田舎の小さなお寺ではありながらも、住職という最終判断を下す立場にいる私にとって、今年も多くのことを考えさせられ、様々な判断を迫られるのだろう。
「絵本のお坊さん」のこんな日常を、今年もほぼ毎日発信していきたい。引き続き応援していただけると、うれしい。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
2020「三好春樹さん公開講演会」後半

仏教説話紙芝居『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
【はじめての浄土真宗】在家報恩講ってなあに?https://www.youtube.com/watch?v=xHJD2KEW8Wg
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教書朗読 『あなたがあなたになる48章』第31章

2020「三好春樹さん公開講演会」前半

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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