お正月早々 数字に一喜一憂の私 

2021年1月4日

世の中には数字があふれている。新型コロナ関連として感染者数や重傷者数・病床数割合など、毎日報道される数字だけでなく、日常の体温や血圧、血液の成分分析なども数字で表す。気温や降水確率という気象に関するものや偏差値など学力に関するもの、商品の価格や株価・貿易収支など経済に関するもの、内閣支持率など政治に関するものもそうである。つまり、日常生活には、数字が必要不可欠だとわかる。それだけ、数字は便利である。数字は、一目瞭然でわかりやすい。現状が把握しやすく、変化や割合、そして複数のものとの比較が出来る。また、次なる目標も立てやすい。
しかし、数字が万能かというとそうではない。数字で表す時の根拠やその計算式が違ってしまうと、その結果は簡単に変わってしまう。そして、物事を正しく認識するための手段であったはずの数字に、振り回されてしまうことが見受けられる。その一つが、データの改ざんだ。例えば、沖縄の基地問題や原子力発電所再開に関わるニュースを見ても、公表する数字だけ合わせておけば、さも問題が解決したかのように見えてしまう力がある。さらには、数字のわずかな違いで、その人の人格や人生までも否定してしまうような力がある。
数字とは、大変便利で一見わかりやすいが、恐ろしい一面も持っていると思う。ちなみに私も、数字のマジックに振り回されている。それは、ほぼ毎日投稿しているFacebookの「いいね」の数や、新たに取り組んでいるYouTube動画の再生回数についてである。1日に何度も確認して一喜一憂するだけでなく、本来比較する必要のない他の方の「いいね」や再生回数に対して、どうしてもうらやんでしまう私がいるのだ。本当に、数字とはやっかいなものだ。いやいや、数字には罪はない。数字に執着しているこの私が、やっかいなのだ。「除夜の鐘」を108回撞いたからといって、この私の煩悩は、簡単には無くならないのだった。新たに始めた「かけあい法話」の視聴数が増えてきて、一人でニヤニヤしているのは、内緒の話。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
【はじめての浄土真宗】小学生家族とのかけあい法話「なぜ働くの?」

樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教書朗読 『あなたがあなたになる48章』第31章

2020「三好春樹さん公開講演会」前半

2020「三好春樹さん公開講演会」後半

仏教説話紙芝居『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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