「どうぞ使ってください!」 お寺をきっかけとしたまごころの循環

2021年8月17日

ある日の早朝、お客様が来られた。手には、段ボールを持っておられる。出勤前の慌ただしい時間にもかかわらず、わざわざ立ち寄ってくださったようだ。「いつも、Facebookを楽しく読んでいます。草刈りは出来ませんが、何かお役に立てることはないかと考えました。そうだ、これならお寺で必ず使う物だからと思い、持ってきました。どうぞ使ってください」段ボールには、500枚入りコピー用紙の包みが5つも入れられていた。

お寺は、案外印刷物が多い。様々な案内状から始まり、教化団体の会議資料・仏教入門講座などの研修資料・毎月の住職雑感など。夕食後に事務仕事をすることが多い私は、用紙切れでプリントアウトが出来なくなると悲しすぎるので、いつも地元のホームセンターで多めにコピー用紙を購入している。入門講座に長年参加してくださるその方は、日頃から私の動きをよくご存じくださり届けてくださったのだ。一般の皆さんからはあまり見えないお寺の仕事をも気にかけてくださることが、とてもうれしかった。コピー用紙の上には、ドリンク剤も置かれていた。「草刈りの時にでも、これを飲んでがんばってください!」残念ながら、この時期には珍しい長雨とお盆参りで、草刈りは出来ていない。そこで、8月15日の朝、お盆の法座に向けて紅白幕や提灯の準備に来てくださった門信徒会の役員の皆さまに、お配りして飲んでいただいた。

仏さまのお慈悲に促されて一人ひとりのまごころが集まり、皆さまにも還元されてゆく。このようなまごころの循環があれば、お寺も仏法も次世代へ相続されてゆくだろう。本当にうれしく、有り難く、心強かった。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
2021源光寺お盆の法座-編集途中 https://www.youtube.com/watch?v=lGVbdy0cCmA
仏教説話『だいじょうぶだよ へいきだよ』(英語版) https://www.youtube.com/watch?v=oaltcYtm0lE
『みちしるべ 八正道シリーズ 正語 正しいことば』
和顔愛語 https://www.youtube.com/watch?v=97s50jH8Rlw

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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