あなたと私のかけはしに 源光寺パンフレットのご紹介

2022年1月26日


「お寺、そして、僧侶であるあなたのファンを作って下さい」

もう、5年以上前になるでしょうか?京都・西本願寺で受けたとある研修で、今までの私の価値観をひっくり返す言葉に出会いました。この言葉を初めて聞いた時、講師の意図をすぐには受け止められませんでした。

実は、私が源光寺のパンフレットを初めて作ったのは、今から20年前の2002年。「ページメーカー」(その後は、インデザインへ移行)というソフトを使って作ったものでした。以来、何度もパソコンの修理や買い換えをしてきましたし、OSも更新してきたため、残念ながらその時のパンフレットを今は開くことができません。

パンフレットづくりを思い立った当時、浄土真宗のお寺さまでパンフレットを作っておられるところはほとんどなかったように記憶しています。文書伝道という位置づけで「寺報」を出しておられるお寺は多かったですが、初めてお寺に参った方にあてたパンフレットは、見当たりませんでした。私は、「前例のない中で、どのようなパンフレットにするものか?」大いに悩みました。当初は、浄土真宗以外のお寺さまのパンフレットを参考にして作ったのを覚えています。反対に、「浄土真宗のお寺では、なぜ作られていないのだろうか?」という疑問も浮かんできました。思案しながら、しばらく年月が経過しました。そして、「浄土真宗の中心は、阿弥陀如来である」「御同朋御同行という言葉が示すように、住職・寺族も地域の門信徒さんと同じ立ち位置であるから、ことさらに各寺院や住職・寺族の特色を表に出すことは控えてきたのではないか」と、その当時の私は受け止めたのでした。その後、源光寺のホームページを作る際も、「私だけ出しゃばったように見られるのではないか?」と、周囲のお寺さまの反応が気になった時期もありました。
これだけインターネットが発展し、ホームページはもちろんYouTubeなど各種SNSで、一人ひとりの僧侶が情報発信ができる今となっては、隔世の感がありますね。

私たち僧侶だけでなく、門信徒の方々も、一人ひとりそれぞれのドラマを抱えながら、今を懸命に生きておられます。「お坊さん」「門信徒の皆さん」という一括りではなく、「唯一無二の存在である00さん」というまなざしで、お互いの関わりや仏縁を大切にしたいと思うこの頃です。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
「2021年源光寺トーク&ライブ ハーモニカ共演」

『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』理知-普賢菩薩
孝行のしたい時分に親はなし https://www.youtube.com/watch?v=VGO63RZNyvM
かけあい法話「源光寺の由来と役割」YouTube動画配信

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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