培った知識や経験は 「ともに生きていくために」使う

2022年3月9日

全国の寺院は、単独でその活動が終始しているのではなく、いくつかの上部機関に所属・連携をしながらの伝道教化活動が重ねられています。源光寺も、三次組・備後教区・中四国ブロック、そして本願寺派に所属しています。ここ数日、備後教区の機関誌『教区報』の編集作業に携わっています。年4回発行される『教区報』は、複数の委員で編集会議を行い、手間のかかる実際の編集作業は交代制で行われます。

この度、3月号発行に当たり、私に編集役が回ってきました。編集役を引き受けたきっかけは、20年以上も前にさかのぼります。広島にあったパソコン会社の社長さんから、アドビ社の「ページメーカー」を教えていただいたことがあったのです。それから、「インデザイン」を使ってお寺のパンフレット編集や各種行事のチラシ作成をするようになりました。当時は、その難しさに閉口しながらも解説書をめくりながら、一つひとつノウハウを覚えていったものです。ここ最近は、それそれのバージョンも更新され、料金形態が変わったので「インデザイン」を使うことはなくなっていました。 この度、編集用のノートパソコンを開いてみると、格段にレベルアップした「インデザイン」がありました。一昔前をふり返りつつ、新しく追加された機能に戸惑いながら、編集を進めています。ただ、今では、動画による解説やQ&Aの情報が豊富になっていますから、疑問点を解決できる時間も大幅に短縮されています。また、美しい画像やイラストもたくさん入手できるようになり、レイアウトの自由度も拡がりました。職員さんや先輩委員さんにも助けてもらいながら、作業を進めています。元来、物作りが苦手だった私ですが、昔の経験が活きて皆さんのお役に立てるとしたら、とてもうれしいことです。

振り返れば、あっという間に50才になりました。自分で手にしたと思っていた知識や経験は、これまで生きてきた人たちの「失敗と成功」のおかげさまだったのです。さらに、「00だったらいいなあ」という、人々の夢や希望が形になったものです。身の回りにある生活道具は、まさにそうです。

「ロシアとウクライナの戦争」下にある今だからこそ、何のために生きるのか、何のために学ぶのか、何のために道具を創るのか、何のために使うのか、もう一度確認しておきたいのです。「いのちを生み、いのちを育み、ともに生きていくため」に、私は、知識や経験、そして生活道具を使いたいです。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
「2022年源光寺のご紹介」(パソコン用)

『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』慈悲-観世音菩薩
仏は常に人びとの前に救いの手段を尽くす https://www.youtube.com/watch?v=RMMVzEVIodU
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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