源光寺さん、掲示板見てますよ!

2022年3月19日

昨晩は、仏教婦人会の年度末役員会を開催しました。20名を超える役員さんが出席してくださいました。

会議の冒頭、
「心配や不安が多い時こそ、まず、心を落ち着ける点からも大切にお勤めをしましょう」
とお声かけをして、皆さんと読経。

住職挨拶では、地元小学校の読み聞かせの一コマや「ロシアとウクライナの戦争」・東北の地震にも触れながら、
「このような心配や不安の多い時代であっても、子どもたちが夢や希望を持ちながら生きてゆくには、どうしたらよいでしょうか?それは、大人である私たちが、夢や希望を持ちながら生きていくことです。その私たちの後ろ姿を、子どもたちは見ていると思います」
と締めくくりました。

およそ1時間で終了した役員会、帰り際に、一人の役員さんがわざわざ声をかけてくださいました。
役員さん「源光寺さん、掲示板見てますよ!」
私「え、そうなんですか?」
役員さん「毎朝仕事に向かう道ですし、ちょうど信号で止まった時にふと目を向けると、掲示板が見えるのです。ほんの一瞬ですが、その言葉を読んで自分を振り返ったり、そうだなあと気づかされたりするんです。仕事の参考になったりするんです。あ、また言葉が変わっているなと楽しみなんです。特に今回の言葉は、色々考えました!」
私「わざわざお声かけいただき、有り難うございました。励みにさせていただきます」

慌ただしい毎日や心配・不安の多い日常では、つい自分を守ることが最優先になりますね。だから、自分中心に物事を捉え、判断し、行動してしまいます。そんな私たちも、身近かにある一つひとつに目が届き、心を配ることが出来た時、「視野」が自ずと拡がっていきます。

この役員さんは、たった一枚の伝道掲示を通して、「ロシアとウクライナの戦争」だけでなく、ご自身の日常を振り返るきっかけになった、とお話しくださいました。

「悲しいこと」「苦しいこと」が多い今だからこそ、
「うれしいこと」
「楽しいこと」
「素晴らしいこと」
「有り難いこと」
「美しいもの」
「尊いもの」
「大切なもの」
「伝えるもの」
を丁寧に見つけ出し、身近な人たちとわかちあいながら、生きていきたいですね。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
浄土真宗の仏事作法4 焼香の作法 https://www.youtube.com/watch?v=vZ_Y4Goy-sI
『新々みちしるべ 菩薩シリーズ』慈悲-観世音菩薩
仏は常に人びとの前に救いの手段を尽くす https://www.youtube.com/watch?v=RMMVzEVIodU
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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