笑い声や歓声が 源光寺親睦グラウンドゴルフ大会

2022年6月2日

抜けるような青空に小鳥のさえずりが聞かれる中、源光寺門信徒会主催の親睦グラウンドゴルフ大会が三次市市営球場で開かれました。新型コロナの影響で、今回が3年ぶりの開催でした。
参加人数は多くなかったですが、集まってくださったメンバーは2チームに分かれ、それぞれに競技を楽しんでいました。お互いに昔話や近況報告をする姿があちこちで見受けられ、競技の勝敗はもちろんですが、何気なく語り合うことが出来るきっかけ作りは大切だと感じました。自ずと笑い声や歓声も聞かれ、様々な場面で自粛を続けてきたみなさんの気分もいささか発散できたかなと思いました。

門信徒会の規約では、事業の項で、
本会は、第3条の目的達成のために、以下の事業を行う。
一、法義の布教伝道に関すること。
一、礼拝の施設その他財産の維持管理に関すること。
一、門信徒の教化育成に関すること。
一、墓地の維持管理に関すること。
一、その他必要と認める事項。

と定めていますが、その前提としてまず会員同士の出会いと関わりを大切にしたいと思っています。以前は、(現在廃線となった)三江線に乗って山陰のお寺さまへの研修旅行やカープ観戦に行ったこともありました。個人でカープ観戦チケットが購入しにくくなってからは、グラウンドゴルフ大会に切り替えた経緯があります。
今は何でも、ボタン一つでことが足りる時代になっているようですが、人間関係はいつの時代も手間と時間がかかるものです。ある程度の信頼関係が整わない限りは、どんなささいなことも進めていけないからです。企業でも「雑談の時間が必要だ」と言われていますが、お寺と地域の関係ももっと出会いと関わりを大切にしたいと思うこの頃です。

本日のお弁当は、地元のセブンイレブン西酒屋店にお願いしました。引き取り時には、人数分の温めをしてくださっただけでなく、お箸・おしぼりの提供、保温バックの貸し出し、弁当殻の回収まで、快く応じてくださいました。仕事の一環と言えばそれまでかも知れませんが、主催者としては大助かりでした。セブンイレブン西酒屋店さんには、本当にお世話になりました。有り難うございました。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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