久しぶりの雨 植えたベゴニアに恵みが

2022年6月5日

 

今日は、昼前から雨が降り始めました。夕食を済ませた今でも、しっかり雨が降っています。ここ数日、夏を思わせる暑さと晴天が続いたため、田畑や草花にはうれしい雨です。

2日前、源光寺樹木葬型公園墓地「びおらの丘」では、夏に強いベゴニアを植え替えました。前もってびおらを抜いて、プランターの土をほぐしたり、少なくなった分を補充するためホームセンタへ土を買いに行ったり、土に肥料を混ぜたりと様々な作業がありました。墓地の面積も増えましたので、6人で取りかかった植え替えも2時間以上かかりました。熱中症を予防するために途中で休憩がてらお茶を飲み、四方山話も盛りあがりました。昼近くになりましたから、植えたベゴニアに水をやって作業が終わりました。ただ、水道につないだホースでの水やりは、大した量にはなりません。ですから、今日降っている雨は、本当に恵みの雨です。これで、ベゴニアもしっかり根付いてくれることでしょう。

つい前日まで咲いていたびおらは、例年よりも、心なしか花の量が少なかったように感じていました。手伝いに来てくださった方にお尋ねすると「自分の家でも、びおらの花の付きは悪かったよ。同じような声は、何人かからも聞いていますよ」とのことでした。秋の柿や栗には、たくさん実が実る年とそうでない年があると聞いたことがありましたが、花でも同じようなことがあることを初めて教えてもらいました。やっぱり、それぞれの分野に詳しい方がいらっしゃいますね。何気ない四方山話から生活の知恵をいただくことが出来て、とても勉強になります。

さあ、ベゴニアが元気に咲く頃、お墓参りにおいでになる方も増えるでしょう。世間の喧噪から少し離れることで、自分を振り返り、いのちのルーツをたどり、仏さまに見守られてあることを実感できることでしょう。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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