自分の「あたりまえ」を疑え!

2022年6月28日

6月の伝道掲示板はこちらでした。

新型コロナ騒動以降、「すべてはあたりまえではなく、その一つ一つは本来有り難いことだった」と強く実感しました。人と出会うこと、集えること、話が出来ること、一緒に食事を作り食べること、そっと触れあい握手すること、一緒に読経すること、みんなと歌うこと・・・。
これまで、人類の歴史以降長年続けてきたことが出来なくなって、これらの有り難さに気づきました。

さらに、ロシアとウクライナの戦争以降、「自分のあたりまえが、相手に通用するとは限らない」ことにも気づくようになりました。このあたりまえは、その国の政治体制や時代背景、教育、文化、為政者や周囲の国との関係性などによっても、容易に移り変わってしまうものだと実感しています。

では、その変化にただ流されていくのか否かは、しっかり考えたいのです。「現実はこうならざるを得ないかも知れないが、本当はこうありたい!」という究極の希望は、捨てずに生きていきたいのです。

あなたが決して捨てたくない究極の希望とは、何ですか?

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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