今日は七夕 願いは言葉に行動に

2022年7月7日

今晩、あなたの地域は晴れそうですか?
流れ星が見えそうですか?
流れ星にどんな願いをかけますか?
一人ひとりいろんな願いがあると思います。

人間の願いは、どうしても限界があるようです。
その願いの範囲は、自分や自分の縁ある者にとどまってしまうことが多いです。
そして、今ここという狭い範囲で考えることが多いようです。

それに対して、仏さまにも願いがあると聞きました。
「本願」とか「大願」という言葉で表現されるように、その願いは「すべてのいのち」に届いていると聞きました。しかも、私が気づく前から届いていると聞きました。
時間・空間を超えて、これからもその願いは、あらゆるいのちに働きかけると聞きました。
すごいですね。不思議ですね。

スマホの仕組みをすべて理解して私なのに、スマホで電話をかけたり様々な情報を入手できるように、「本願」「大願」のすべてを理解していないのに、私がお仏壇・ご本尊の前で合掌し、お念仏を称え、お経をいただいていることは、すごいことですね。不思議なことですね。

その「本願」「大願」に促されて、私の願いの不完全さを気づかされる時、いよいよ「本願」「大願」の心を聞かせていただきたいと、心が動きます。

さあ、私の願いを「自己中」で終わらせないためにも、選挙の投票(=期日前投票)に行ってきます。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA