あなたの身近にいる「人生の先輩」は、生き生きしていますか?
私が今日出会った「人生の先輩」は、生き生きとグランドゴルフを楽しんでいました。
その大会の事務局として動き回った私も、なんだかうれしい時間になりました。
ここ最近テレビのニュースでは、戦争や事件・事故など悲しくつらい出来事が多く、政治家の無責任な言動・場当たり的な政策など情けなさを感じることが多い私です。(このような見方そのものが、私の偏った見方なのかも知れませんが・・・)
「人は、一人では生きていけない」
という言葉がありますね。
私は、この言葉の中身を
「人は、多くのいのちに生かされ、多くの人々に支えられ、仏さまに導かれながら、ようやく生きていくことができるのだ」
と受けとめています。
「多くの人に支えられ」という言葉をもう少し丁寧に言うと、
「まわりの人の生き方が、知らない間に自分の人生に大きな影響を与えている」
ことも含んでおきたいと思います。
今日は、第10回となる、三次組仏教壮年会連盟親睦グラウンドゴルフ大会の日でした。およそ60~80代の男女60名が集まり、とても賑やかな大会となりました。朝は、霧が深く寒かったのですが、次第に霧も晴れ、昼近くになると抜けるような青空に、汗ばむほどの気温となりました。
今日の大会を運営するために、「人生の先輩」である役員さんと事前に会議を重ね、準備をしました。今朝も早く集まって、テントを立てたり、コースづくりをしたり、賞品の準備をしました。
1時間後、受付開始。役員さんは、参加者にも優しく声をかけ、場をなごませ、私が見落としているところをなりげなく手伝ってくださいました。
ゲーム中も近況報告を兼ねた歓談が聞かれ、「上手ですね」などと互いの健闘をたたえ、「楽しかった」「お疲れ様でした」「また来年も会いましょう」と言葉が交わされていました。一人ひとりの生き生きした表情が見受けられました。爽やかな天候にも助けられ、それぞれが今日の出会いを喜ぶ気持ちが感じられて、私までうれしくなりました。終了後の後片付けにも、役員でない方までが率先して加わってくださっていました。
私たちが、ロシアとウクライナの戦争を止めることは出来ません。しかし、自分たちのささやかな心がけで「和やかな地域」を創ろうと努力することは出来ますね。そして、このような「人生の先輩」の後ろ姿を見ることで、子どもたちにもきっと生きる力がわいてくると思います。
さあ、いよいよ明日は、県立青陵高校でのPTA教育講演会です。
私は、高校生の皆さんにどんな後ろ姿を見せることになるでしょうか?
ドキドキ・ワクワク!!