人生の先輩が元気だと、私もうれしい! グラウンドゴルフ大会

2022年10月14日

あなたの身近にいる「人生の先輩」は、生き生きしていますか?
私が今日出会った「人生の先輩」は、生き生きとグランドゴルフを楽しんでいました。
その大会の事務局として動き回った私も、なんだかうれしい時間になりました。

ここ最近テレビのニュースでは、戦争や事件・事故など悲しくつらい出来事が多く、政治家の無責任な言動・場当たり的な政策など情けなさを感じることが多い私です。(このような見方そのものが、私の偏った見方なのかも知れませんが・・・)

「人は、一人では生きていけない」
という言葉がありますね。
私は、この言葉の中身を
「人は、多くのいのちに生かされ、多くの人々に支えられ、仏さまに導かれながら、ようやく生きていくことができるのだ」
と受けとめています。
「多くの人に支えられ」という言葉をもう少し丁寧に言うと、
「まわりの人の生き方が、知らない間に自分の人生に大きな影響を与えている」
ことも含んでおきたいと思います。

今日は、第10回となる、三次組仏教壮年会連盟親睦グラウンドゴルフ大会の日でした。およそ60~80代の男女60名が集まり、とても賑やかな大会となりました。朝は、霧が深く寒かったのですが、次第に霧も晴れ、昼近くになると抜けるような青空に、汗ばむほどの気温となりました。

今日の大会を運営するために、「人生の先輩」である役員さんと事前に会議を重ね、準備をしました。今朝も早く集まって、テントを立てたり、コースづくりをしたり、賞品の準備をしました。
1時間後、受付開始。役員さんは、参加者にも優しく声をかけ、場をなごませ、私が見落としているところをなりげなく手伝ってくださいました。

ゲーム中も近況報告を兼ねた歓談が聞かれ、「上手ですね」などと互いの健闘をたたえ、「楽しかった」「お疲れ様でした」「また来年も会いましょう」と言葉が交わされていました。一人ひとりの生き生きした表情が見受けられました。爽やかな天候にも助けられ、それぞれが今日の出会いを喜ぶ気持ちが感じられて、私までうれしくなりました。終了後の後片付けにも、役員でない方までが率先して加わってくださっていました。

私たちが、ロシアとウクライナの戦争を止めることは出来ません。しかし、自分たちのささやかな心がけで「和やかな地域」を創ろうと努力することは出来ますね。そして、このような「人生の先輩」の後ろ姿を見ることで、子どもたちにもきっと生きる力がわいてくると思います。

さあ、いよいよ明日は、県立青陵高校でのPTA教育講演会です。
私は、高校生の皆さんにどんな後ろ姿を見せることになるでしょうか?
ドキドキ・ワクワク!!

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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