自分でひらめいたつもりでも・・・ 久しぶりに池の手入れ 

2022年10月16日

人生のピンチを抱えて「もうダメかな」と思った時でも、何かしらのアイデアが浮かぶことがありますね。自分でひらめいたつもりでも、それは誰かから無意識に受け取っていたアイデアかも知れませんね。だって、「あなたは一人ではない」のですから。

今年の冬に「源光寺モネの睡蓮計画」を実施したはずの池ですが、全く想定外のしげり具合です。
睡蓮だけでなく、名前も知らない背の高い草が昨年以上に茂ってしまっています。半ばあきれた私は、いっそ冬になって自然に枯れるまでこのままにしておこうかと思っていました。

ところが先日、池の周辺を剪定ばさみで刈り込んでいる父の後ろ姿を見たのです。
「有り難うございます」
と声をかけながら
「あ、これだ!」
と思いました。
生い茂った草を引き抜くのは気が滅入るけれど、刈り取ってしまえばいいのだと気がついたのでした。「刈り取ることなら、自分にも出来るかも」
と元気が出たのでした。

そこで、昨日と本日の2日間、池の手入れを実施しました。昼間は夏のような暑さで汗をかきながらの作業でしたが、すべて刈り取ることが出来ました。今夜遅くから雨が降り、その後は冬の寒さがやってくるという予報ですので、今日中に目処がついてホッとしました。膨大な草の量ですから、すぐに運び出すことは出来ません。このまま数日置きっぱなしにしてしっかり乾燥させてから、運び出そうと思っています。

今年の冬に池に入った時には、慣れないこともあって泥に足が取られて転んでしまった私でした。ところが、今回は杖代わりは必要なく、転ぶこともなく作業が終わりました。経験値が増え、足の抜き方や体のバランスのとり方などが慣れてきたのでしょう。さらに、ここしばらく続いているストレッチのおかげで体の動きがよくなり、両足がしっかり踏ん張れるようになったこともスムーズな作業を助けてくれました。

初めは出来ないと思い込んでいたことでも、いろんなアイデアをもらい経験値が増えていくことで、自分に対する自信もついていくものですね。今晩は、体のあちこちの筋肉痛を感じながら、このブログを書いています。今日も充実した1日でした。

皆さんも、1日お疲れ様でした。明日からの新しい1週間もそれぞれのペースでがんばりましょう。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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