言葉が生きる力になるのはどんな時? お寺の掲示板を書き換え

2022年10月18日

あなたの人生の中で、支えとなっている言葉はありますか?
それは、どんな言葉ですか?
反対に、こんな言葉で傷ついた・モチベーションが下がったという経験はありますか?

また、同じ言葉でも、
時と場合・かけてくれた人によって、元気が出たり、傷ついたりということもありますね。

例えば、「がんばって!!」という言葉は、評価が大きく分かれるものの一つですね。
「今以上に、何をがんばったらいいんですか?」
と反発を抱くこともあるでしょう。
「応援してくれて有り難う!!」
と力が湧いてくることもあるでしょう。
「何か魂胆があるのかな?」
と勘ぐってしまうこともありますね。

僧侶である私たちは、2,500年以上大切に伝えられてきたお釈迦さまをはじめ、先達の言葉をまず受けとめる者です。
そして、その言葉を縁ある一人ひとりにお伝えし、分かち合おうとする者です。
さらに、その言葉を受け取ってくださった方々が、それぞれのいのちや日暮らしを大切にして生きて頂きたいと願っている者です。

だから、私はこれからも、真の言葉を大切に聞き、大切に分かち合っていきます。

先日の喜多川泰(作家)さんの講演会で受け取った言葉を、皆さんと分かち合いたいと思いました。写真のように、お寺の掲示板にも掲げさせて頂きました。
喜多川さん!大切な言葉を頂き、有り難うございました。

(今の現状に絶望する必要はないのですね。私の学びが続く限り・・・)

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA